またまたまたまたまた…
かりなのゲリーの話(食事前後には読まないでね)
かりなは、普段通り普通にグータラダラダラと巣(テーブルの下)で寝ていた。
いきなりガバッと起きたと思ったら、母の側に行き何かを訴える。
「ガルルルル」
「日本語で話さんと分からんよ」
と、ムリな事を言う母。
「ガルールー、キャンキャン」
「それ日本語?」
と、飼い主。
「フーンフーン、ギュルギュル」
かりなも、日本語で伝えようとしているのか(な訳無いか…)何かを訴えるのをやめない。
「お腹が痛いんじゃない?」
こんな暑い真夏の昼間(13時)に外に出るのは地獄行きだ。飼い主母が許しても世間が許さない時間帯だ。
「また、庭で穴を掘って終わったら、こっちが猛火で焼かれて死ぬわ」
なかなか大袈裟な飼い主だが、以前何回かかりなはこんな感じで鳴き、すわ腹痛かと外へ連れて出ると、庭で穴掘りをすると言う裏切りをしている。
しかし、かりなは悲しい声を発しながら、飼い主母の側と部屋の出口を往復し始めた。
「こりゃ、絶対ウンチだ!」
さすがに飼い主も気付く。
お散歩に行くのは飼い主なのに、何故母に訴えるのか?と言う不満はあるが、慌ててハーネスを付けて灼熱の外へ出る(大袈裟)
かりなは庭を走り抜け、すぐ外の草むらでウンチングポーズ。
「ウワーッ!溢れるぅぅ」
思わず口に出る。
手に袋を被せて、おしりから直接取る方法なんだけど、液状のそれが溢れそうになった。第2弾が来るまでに慌てて2袋目を被せて準備完了。
かりながいきむ。渋りながら第2弾。場所を変えて第3弾。
落ち着いたのか、家に戻る。そして庭で穴掘り…汗だくの飼い主はそれは許さないのであった。
3度程、外へトイレに行かされた後は、巣でグータラ眠るかりな。
落ち着いたのか。もう出す物がないのか。
飼い主と飼い主母は、かりなの餌が切れたので買い物に出掛ける。
帰ると家の中からかりなの悲痛な叫び声がする。
慌てて家に入り、ケージを開けると飛び出るかりな。
ケージの中は、かりなが11年生きて来て2度目の粗相が…
「ごめんごめん」
と、買い物に出た事を謝りながらお散歩へ連れて行く。
かりなはずっと立っていたのか、かりな自体は肩が少し汚れてた程度。だが、ケージの中の敷物は無茶苦茶汚れていた。
敷物を除けば、ケージはギリギリ汚れていなかった。
かりな、頑張ったね
かりなが掘ってボロボロにした座椅子とかりな
追加の話
その1、腹痛かりなさんは、食事中の飼い主のお皿に乗った手羽元唐揚げをマッハの速さで盗み、マッハの速さで骨ごと食べた(大丈夫なのか?)
その2、腹痛を訴えたかりなさん。飼い主が慌ててハーネスを付け部屋から出た途端、世界一可愛い猫こみみちゃんの餌をマッハの速さでバリバリ食べた。飼い主が怒ろうとするとマッハの速さで外に出て草むらへ走った。
腹痛より食欲が勝るかりなさんでしたぁ