天皇の料理番 第８話

天皇の料理番、フランス篇は前回までと勝手に思っていましたが、今回も、でした。
前回放送された第8話の予告編では、日本に帰ってきたところが描かれていたので、てっきりもう日本か、と勘違い。

そのフランス篇、ほっこりと感動的に作られていました。フランソワーズがなぜだか日本語ばっちりになっていたのにはびっくり。
とくぞうさんも、フランス人の料理人の間ではとっても良く扱われており、ホテルリッツでも認められるようになっていますが、現地の人の中に入って実際はどうだったのか、興味が湧きます。
前回ではとてもいやな扱いをされたように描かれていましたが、やはり実力の世界ですから、実力のあるとくぞうさんは、ホテルリッツでもかなり認められていたのでしょうか？

それにしても、兄やんってまだ生きていたんですね。。。
重度の結核でおそらくとくぞうさんがパリに出発してすでに3、４年は経過していると思うのですが、兄やん、そんな状態でも数年持ちこたえたんでしょうか？
その兄やんととくぞんさんの再開のシーンでの鈴木さんの演技、大変良かったです。感動的。その鈴木さん、前回よりもさらにやせたように見えて、本当に結核になったかのようでした。

さて、次回はいよいよ宮中に入り、大日本帝国としては初めての外国の方をお招きしての晩餐会となります。日本国の威信をかけての大晩餐会でした。
ここらへんはほぼ原作通りと思います。

当初、佐藤健くんって、とくぞうさんとしての貫禄ってついてくるのかな、と心配していましたが、まあ、なれというか、見ていてそんなに違和感が湧かなくなってきました。これはこれで、佐藤健くんの秋山とくぞうさんなんだという印象です。

次回は俊子さんの事も重要なドラマの内容となるんでしょう。吉原に行ってしまったというふうに無理にこじつけなくっても良いのに、と思うのですが、とっても悲惨な感じです。そこらへんの安宿の女中さんぐらいにしておいても良かったと思うのですが。これもせっかく作ったセットの関係ですか？