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バリー・シール/アメリカをはめた男 -- 気分爽快❗️でもじっくり見ていないと、何が何だか、、、。

2017-10-22 12:54:12 | 映画


原題 American Made

封切り初日に見に行きました。アリオ上田シネマにて。
トムの映画だからというわけではなく、タイトルに惹かれてです。日本語のタイトルだけではなく、英語のタイトルにもですが、これって、アメリカ製っていう意味❓







その結果、結構面白かったです。ので、私的には

🍎🍎🍎

です。

また、この映画、アメリカの近代史の勉強にもなりますよ。

私のような世代には、昔懐かしい名前がたくさん出てきて、ああいう事もあったなという気持ちにはなりますが、実はこの時代のアメリカと中南米の確執に関しては良く理解していない私。

カーター大統領からレーガン大統領そしてブッシュへ。
その間、頑張っていたパナマのノリエガとか、メデジン・カルテルとかコントラとか、昔どっかで聞いた言葉がたくさん出て来るんですが、イマイチその関係がよくわからないものだから、映画の内容にうまくついていかれない。

ストーリーの展開もテンポ良いものだから、えーと、この人は、、とか、今はどういう状況?というような感じになりやすいです。
映画の中で、アメリカと中南米の国との関係はこんな感じでとか、バリーはこうやってこうやってこうやったんですよ、それで大金儲けたんですよ、と説明してくれるシーンがあったので、それでようやく理解したような感じ。

そしてその後、イランコントラに繋がっていくとは、、。

しかし、この時代のアメリカと中南米の関係を知らないような若い人には、面白くない映画かもしれません。

バリー、頭いい、と言うよりも、度胸があると言うか実は何にも考えていないようにも見える。でも、この時代の波にうまく乗っかったような人物、そしてそれを素直に受け入れているような人物にも思えました。
時代のジグソーパズルの一つに見事はまってしまったのではないでしょうか。この時代だからこそ、こんな事が出来てしまったのでしょうね。

加えて、コミカルに描かれているものだから、すごい事をしている、、ようには全く感じられません。

主人公を演じたトムは今までとは違って、あんまり格好良くはないけれど、印象深く演じていたと思います。撮影中、飛行機の操縦は自ら行い、その撮影は他の飛行機?ヘリコプター?から行ったという事です。
が、映画の撮影中、飛行機が墜落して二人のスタッフが亡くなっているとか。。トムにも責任が及ぶとか及ばないとか言うような話にもなっているようです。

ストーリーでわからないところが一つ。
最後、バリーは裏切ってしまったメデジン・カルテルに銃殺されてしまうのですが、なぜ、プロテクションプログラムに適応されなかったのかしら❓ホワイトハウスにまで雇われて、色々な情報を上に上げているのに、なぜアメリカ政府は彼を守ろうとしなかったのでしょうか❓
やはりコカインとか密輸していたから❓

社会奉仕活動を義務付ける、なんてすぐに相手にも居場所がわかってしまうだろうし、殺されるだろう、と言うことは誰にも明らかだったと思います。アメリカ政府も実は、多くの事を知っているこの男を殺してもらいたかったのでしょうか❓

また、お金を隠しておく秘密の場所は作っておかなかったの❓家族のために。誰にも知られない場所であれば、家族も楽できたかもしれませんが、、。でも無理かこれは。





一回飛んだら数億円❓のような生活していたら、すべての感覚が麻痺してしまうかもしれませんね。

人間万事塞翁が馬❗️

本当のバリーって、こんなやばいことしていて、実際は何考えていたんでしょうか。

この映画、どちらかと言うと男性向け。






『バリー・シール/アメリカをはめた男』予告映像


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