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The Resident/レジデント 型破りな天才研修医 から学ぶアメリカの医療制度の恐ろし

2018-09-29 12:54:04 | 海外ドラマ
この9月からFOXで始まった The Resident/レジデント 型破りな天才研修医




いわゆる医療ものですが、スーパー研修医が難病の患者さんを助けてお涙頂戴という様なドラマではなく、アメリカの医療の闇をおもしろおかしく描いている医療ドラマ。

舞台はどこかの総合病院のER。ここら辺は、昔に話題になったERと同じ設定。主人公はレジデント3年目のコンラッド。演じるのは、The good wife では弁護士役を演じていたマット・クズチュリー。最初は弁護士役のイメージがわたしには強かったのですが、最近はドクターと思えるようになりました。



そのコンラッドが指導しているのが、ハーバードを卒業したばかりでまだインターンなのに、すでに一人前のドクターズラしている マニッシュ・ダイヤル演ずるデヴォンを型破りに指導していきます。


最近のアメリカの映画とかドラマってインド系が多いのですが、彼もマダム・マロリーと魔法のスパイスヘレン・ミレンと共演していて、実は私の好きな俳優さん。

で、これだけだったら研修医の成長物語に思えますが、このドラマ、アメリカの医療の闇を描いている訳ですから、問題を告発しているような感じです。

あるエピソードでは、病院が雇っていた不法移民の女の子が後腹膜腫瘍のような病気になっても、保険もないから検査も手術もダメ、という命令が下ります。そのため病院を追い出されそうになるのですが、コンラッドの尽力で手術を受けることに。でも、治療費が凄すぎる。
うまく行って50万ドル、悪く行って200万ドルって、一体いくら❓
50万ドルは5600万円くらい❓では200万ドルって。。。

結局その治療費は病院が持つことに。そのため、ERの人員が減らされ、ベテランナースたちは他部署に移動され、新人の訳の分からない人が配属されてしまうのです。お陰で死亡者まで出てしまう展開に。

保険でカバーできないから治療はできない、というような事はERとかほかの医療ドラマでもあったと思いますが、今回はより露骨に描いているような感じ。

実際にアメリカに住んでいる人はどうしているのでしょうか。
ガンになったら破産とか、本当なのでしょうか❓保険がないからという理由で、病院を追い出されてしまうのでしょうか❓

歯と目はまた別の保険で、バカ高いので、虫歯になっても治療を我慢しているのだとか。日本で自費で受けてもまだ安いのだそう。

聞くところによると、低所得者用の医療機関もあるという事ですが、ものすごく多くの患者が押し寄せて、医療ミスが横行しているんだとか。

オチオチ病気にもなれないアメリカ。

でも実際のところがどうなのか実感がわからないので、オバマケアで騒いでいる時も何が問題なのかさっぱりわかりませんでした。

私は自分の保険証を使うのはたまに歯医者に行くときぐらい。そこで、ほとんど受診する事もないのに、なぜ毎月保険料を支払わないといけないのか、疑問に思ってはいますが、入院するくらいの大きな病気になったら、国民皆保険のありがたさがわかるかもしれません。

アメリカの医療ってどうなってしまうのでしょうか❓と思わせてくれるドラマです。





The Resident: Official Trailer | THE RESIDENT


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