NHK の番組を見ていたら、最近は海外に出稼ぎに出て行く若者が増えている、ということらしい。
【#クロ現 ダイジェスト1】
— NHKクローズアップ現代 公式 (@nhk_kurogen) February 1, 2023
都内の雑居ビルに
ぞくぞくとつめかける若者たち。
その目的は、日本を抜け出し
海外でお金を稼ぐこと。
どんなに働いても満足する賃金が得られない
「安いニッポン」に見切りをつけ
海外へ出稼ぎする若者が増えているといいます。 pic.twitter.com/J0m0BcFgB3
中でも驚いたのが、日本の看護師資格を持っている人がオーストラリアとかの介護施設で介護の仕事をしている、という事です。なぜ驚いたのかというと、日本の現場では介護職に外国人を雇っているところもあるから。
この現実ってなんなの❓とちょっと驚いてしまいました。
介護士の藤田さん
— スカラ (@kurofmarry) February 1, 2023
英語も勉強中
月収16万から90万になり
やりがいを感じてると。
50万貯金し将来は日本で介護ステーションを作りたい
どんどん行ける人は行ったほうがいいと思う#クロ現 pic.twitter.com/tkccPYljUd
でもこれって、一言で言うと、お給料の問題だと思います。
この方に場合、3つぐらいバイトを掛け持ちしているらしい。それで90万円。
日本の介護士のお給料ってとっても低いのではないでしょうか。パートだったらほぼ最低賃金。900円ぐらい❓それで何時間も働かされて。そういう人が介護職に見切りをつけて、どこかの工場だかに勤務したら、倍ぐらいの賃金をもらっているらしい。
こういうような人がいるので、老人施設はどこでも人手不足。人手がなくて、フルオープンできないところも珍しくありません。
でも、介護の全体のお金って決まっているから、それ以上のお金は払えないと思う。で、悪循環の繰り返しです。潰れるところも出てくるだろうし、その皺寄せは利用者に。
こういう施設にもっとお金を回せないのでしょうかね。
オーストラリアの施設で働いている人は、日本で看護師としてはたらいているより、数倍も良い金額のお給料をもらっているという事です。多分、ワーホリとかで働いていると思うので、ずーっとそこで働くわけにはいかないと思いますが、大金を貯金するには絶好の環境ですね。
が、そういう高い金額の給料を日本のアルバイトの子に支払えるオーストラリアの介護施設のシステムはどうなっているのか知りたいですね。
で、その番組に出ていた元看護師の方は、日本は責任に見合うだけのお給料をもらえない、と言っていました。25万ぐらい貰っていたようですが責任、ということを考えるとまだまだかもしれません。
が、日本の医療でも、お金はもう決まってしまっているので、それ以上増やすのは難しいかもしれません。
点数が低いように設定されていて、その中で全てを支払わないといけないので。その点数自体が増えれば問題はないとは思いますが、いつだったか財務省かなんかが点数は絶対に上げない、と息巻いていた事がありました。それで低いままになってしまっています。
要するに、医療費は上げない、と。
さらに今後は働き方改革で、勤務医の勤務時間が大幅に減らされます。
ということは、救急医療に影響が出てきて、患者も診れない、ということが起きそうです。この場合だったら、もっと医者を増やせばいいのでは、と思いますが、点数が決まっているので、新たに増やすことは困難だと思います。低く設定されているので。
夜間や休日は病気になるな、という事でしょうか。
医療の質も落ちるでしょう。
結局皺寄せは利用者に。
お給料の問題から始まって、医療機関や福祉施設の話になりましたが、将来はどうなって行くのでしょうね。
そして、日本の若者たちは、日本に定住できるのか❓
海外でお金を稼げるとは言っても、あくまでもバイトですからね。
私も見て将来の設計はずっとアルバイトというわけにもいかないでしょうが永住しちゃうのかこれからの日本はどうなるのか心配になりました。