LOVE - GOLDEN APPLE

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あっちもこっちも、、、、いなくなっている日本の現実。

2017-11-28 11:26:19 | 社会
もう何年も前の所さんのテレビ番組の一コマ、ダーツの旅で印象に残っているおばあさんのお話。

どこかの村を取材班が訪れていた時、おばあさんたち3人に出会いました。その3人、老人用の買い物カートというのかしら?で、仲良くお話しながら歩いていました。
その中の一人が

あっちもこっちもいなくなった。あのうちも、このうちも。

と、指を差しながらそして笑いながら喋っていたのです。

どういう意味かというと、あっちのウチも死んじゃっていない、こっちの家も死んじゃって誰もいなくなってしまったという意味です。

あっちもこっちも、という表現に笑ってしまいましたが、言い得て妙で、こんな現実もやってくるんだなと思っていました。そのおばあさんも、すでに「あっちもこっちも」のうちの一人になってしまっているでしょう。
ら、最近、私の住む地方でもその通りの現実になっています。

寒くなってからは特に高齢者の死亡が多いです。
ホントにあっちもこっちも状態。

それに思わぬ高齢者がお風呂でなくなっている、というケースも多いです。せっかく元気に90過ぎまで生きているのに、お風呂でというのも、本当に残念な気がします。

寂れているような地区を車で通り過ぎる時、この地区もあっちもこっちも状態なんだろうな、なんていつも思ってしまう。
このため、何年後かの日本の田舎の景色はどうなっているのか、とつい悲観的に考えてしまいます。

でも、悲観的に考えず、そうなったらそうなったで新しい日本の景色というものができることでしょう。これも通り過ぎないといけない日本の現実なんでしょうね。








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