安倍総理、日本の少子化対策は❓

今回の選挙で、安倍さんは教育費無償化を強調されていました。
が、以前にも書きましたが、少子化問題に対して国はどう考えているのか、疑問が残ります。

少子化担当大臣というのがあるにはありますが、一体全体、この担当の人は何をしているのかさっぱりわかりません。

人口減少地図とかを見ると、将来の日本列島には日本人がいなくなるのではという危機すら感じます。
まあ、それも運命かもしれません。が、いくらコンピュータとかが進化して人的労力があまり必要ではななくなる可能性もあるかもしれませんが、このままでいいのでしょうか❓

明治時代に戻ってしまうような感じ。
だったら、今後は富国強兵でしょうか❓
強兵とはならないと思いますが、人口が少なくなった日本に、日本人以外の人が多くいるような社会になる可能性もあり、それに不安を覚えてしまいます。

この、少子化問題、何も日本だけでは無くヨーロッパでも問題になっています。
が、色々な対策を練り合計特殊出生率を上昇させることが出来ている国もあります。

例えばフランスやスウエーデン。
フランスでは、合計特殊出生率が1994年に1.65で最低となり、2010年に2.01に回復。スウェーデンでは1999年に1.5で最低となり、2010年には1.98と回復しています。
2015年には、フランスでは2.00、スウエーデンは1.93となっていますが、日本は1.43という事。世界204カ国中189位と下から数えた方が早い順位。韓国はさらに低く1.29という状況で韓国でも少子化は大きな問題のようです。
因みに、1位のニジェールでは7.57です。日本との違いが凄すぎる。台湾が1.12と世界で最低でした。

では、その二つの国はどういう事をしてきているのか。例えばスウエーデンでは不妊治療は38才まで無料だということです。それだけではなく様々な社会保障の充実や家族政策を行ってきています。フランスもそうですね。子供を産みたくなるようなCMを流して成功しているようなところもあるようです。フランスだったかな。

少子化対策は不妊治療だけ無料にすれば良いというものでは無く、社会全体の様々な変化も必要です。また、人々の意識の変化も必要でしょう。
ですから、総理のいう教育費無償化って、社会全体の事を考えたらとても中途半端に思えます。一体何の為の無償化❓

少子化問題は、日本にとっては最も重要なことではないでしょうか。

このままの状況が続いたら将来の日本はどうなるのでしょう。