先日、桜田五輪相が記者に囲まれている姿を見ましたが、このとき、この人、なんか変なこと言うんじゃないかな、とハラハラドキドキしていたのですが、案の定、またまた大失敗を犯してしまいました。
池江さんの病気に対するコメントが「がっかりだ」とか「オリンピックが盛り上がらない」など、彼女の体を心配するよりもオリンピックを優先するかのような発言で炎上してしまっています。
心配しているのはわかるんですが、余計な言葉で炎上してしまっているようです。聞いていて、こんな事言わなくってもいいのに、また騒がれるかもと思っていたら、やっぱり、という展開。
桜田さんを見ていると、この手の人って急に注目されるとしどろもどろになってしまい、自分でも何をしゃべっているのかわからなくなるような感じになってしまうことが多いと思うのですが、実際にそのような状況ではなかったかな、とは思っています。
が、国会で「職務を全うします」と答弁したときは、あれはきちんと原稿があって事前に用意していたと思うので、そういう時はきちんと発言できるのだと勝手に解釈しています。
要するに咄嗟の対応にもたつく、ような人に見えてしまう。インタビュー慣れしていないのかもしれません。
が、そういう性格というか性質って一朝一夕には直せないと思うのですが、組織の長としては致命的だとも思えます。こういう桜田さんを見ていると、「大臣はいてもいなくても同じ」と思っている官僚の姿が目に浮かぶ。
今回の国会での答弁でも、「大臣、台本通りにきちんと間違えずしゃべってください」と念には念を押したのではないでしょうか？
桜田大臣、この人っておいくつなんだろうと思ったら、69歳。今時では「まだ」69歳ともいえますが、あの風貌とあのしゃべり方からでは70歳台だと思ってしまっていたので、まだ69歳かと若干びっくりしました。
69歳でももうちょっときびきびした感じの人も大勢いらっしゃると思いますが、はっきり言って年寄りに見えてしまう。
桜田さん、今までの内閣でもいろいろな役職についていたようですが、そのときも今と同じような感じだったのでしょうか？まあ、副大臣のような役職だととあまり公に注目されないし大勢の記者に囲まれるというようなことは少なかったと思います。
それにして、大臣していなかったら、人の良いおじいちゃんに見えるのですが。孫でもいたら愛想を崩して「孫ちゃ〜〜ん」とほっぺスリスリして愛想の良さを振りまいているかもしれません。また、そういう姿の方が大臣やっているよりはとっても似合っているように思えます。
さて、噂によると今年の参院選後に内閣改造するらしい。もし本当にあれば、この桜田さんもお役御免になるかもしれません。これだけ世間を騒がせてしまっているんだから。内閣にとってはイメージダウン。
では次の五輪相は？と考えてみたら、小泉進次郎さんが浮かんできた。といっても、この人は全然好きではないのですが、69歳の後に37歳という若返りも話題を呼ぶし、一応世間の人気があるのでオリンピックへの関心ももっと増えるかもしれません。お飾りとしてはちょうどいいんじゃないかなと思ったところです。