LOVE - GOLDEN APPLE

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ドラマとテーマ曲-BS時代劇一路、終了しました。

2015-09-27 20:43:09 | ドラマ
BS時代劇 一路 終了しました。
最終回は、なんとなく水戸黄門的要素がありましたが、それなりに良かったです。めでたし、めだたしという処でしょうか。

一番印象に残ったところは最後の場面。
将監がまさに切腹しようとするときに左京大夫から文が。。そこに書かれてある内容には、ぐっときましたね。
本当は身内として一緒に藩を支えていきたかったのに、という左京大夫の切ない心情が切々と書かれてありました。その文を読んだ、将監の胸中は如何に。。。
「自分が生まれてきたばかりに叔父上に至らぬ気持ちを持たせてしまった」と、こうなってしまった事を悔やんでも悔やみきれない左京大夫の気持ちが表れています。
左京大夫が生まれてこのかた、初めて二人の気持ちが通じた場面ではないでしょうか。。

切腹の瞬間、一路に「一人にしてくれ」と自室に籠ってしまった左京大夫。台詞はほとんどありませんでしたが、そこに、彼の無念で切なく、また寂しい気持ちが表れていました。

このドラマ、サスペンス的な要素もあったので、本当に次回が楽しみでした。中山道を扱っていましたから長野県の者にはとても親しく思えました。
また出演者の皆さんもそれぞれ個性的で、演技的には安心して見ていられました。

それに、テーマ音楽も良かったです。このテーマ音楽は一路、とすぐ出てくらい覚えています。

この「一路」もそれなりにファンはいたと思いますが、良いドラマの条件って一つはテーマ曲にもあると思います。
今回の一路の場合も音楽、良かったです。
担当は高見優さん。映画、図書館戦争のテーマ曲も担当しているとか。

気がつけば、最近の大河ドラマのテーマ曲ってさっぱり覚えていません。というかあまり見ていないという事もありますが、頭に残らないような音楽。
「花燃ゆ」ってどういう音楽でしたでしょうか。人によっては素敵というように思っている方もいるようですが、まあ、個人の好き嫌いですから私はなんともいえませんが、私的にはあまり特徴もないような印象なので、さっぱり覚えられません。こちらは押井守さんという方。

昨年の軍師官兵衛のテーマ曲も良かったです。その他龍馬伝も良かったですね。
ですが、ここ数年で私が一番気に入っているテーマ曲は風林火山のテーマ曲。あの馬が駆け抜けていくような旋律、忘れませんね。思わず、サントラ版購入しましたよ。
作曲は千住明さん。またこのドラマ、ロケシーンの映像がとってもきれいでした。真冬の雪のシーンなんて、墨絵のように澄み切った印象でした。
その前はなんでしたっけ??

こうやって見てみると、割と評判の良かった大河ドラマはテーマ曲も評判が良いような印象です。(私の趣味で勝手に言っていますが。)
曲を聴いたら、バッとあのシーンが出てくるように特徴のある音楽の方が、ドラマ(映画でも)をヒットさせる要因かもしれません。
あの「ゴジラ」がそうですね。

来年は「真田丸」ですが、そのテーマ曲を手がけるのは服部孝之さんという事です。発表はまだのようですが、これぞ、真田丸のテーマ曲、と言えるような素晴らしいテーマ曲を期待しています。
テーマ曲の良し悪しがこのドラマの人気を左右するかもしれません🍎🍎🍎

風林火山 オープニング


【打込】 軍師官兵衛 メインテーマ 【DTM】


2010大河ドラマ「龍馬伝」OP

ヒトラー・コード

2015-09-27 11:31:47 | 読書


ヒトラー・コード
エーベル.H,ウール.M
講談社


初版 2006/01/27

長いです。厚いです。でも読み応えがあります。脚注もとても多く、じっくり読むとかなりの時間がかかります。読み物、というよりヒトラー研究にはもってこいの研究書のような書物。
1933年からヒトラーが自殺する1945年4月30日を経て5月8日までの事柄が事細かく書かれています。側近たちの脱走の様子が最後。
まるで実際に見てきたかのように書かれていますが、それもそのはず、ヒトラー側近の二人が、たった一人の読者のために書いた本、それがこのヒトラー・コードです。その「たった一人の読者」とは、スターリン。下手な事を書いたら、即、シベリア送りとなってしまう状況だったので、ヒトラーのスターリンに対する言動などは省いてあるようです。
この本の元々の原本は、55年近くもロシア公文書館に眠っていたという事で、それがようやく日の目を見たのは2005年の事。当時、かなりの注目を浴び、欧米ベストセラーになった本です。ヒトラーについて知りたい人にとってはまず第一級の書物ともいえます。
が、スターリンただ一人のために書かれた本なので、スターリンを喜ばせるために多少の誇張をしたり、年号に間違いがあるなど、若干おかしい内容も含まれているようですが、それを差し引いても、資料としては超一級と思います。

「ヒトラー 最後の12日間」の映画が封切られたのはこの原本がロシアで発見される前の2004年。両者の間には、ヒトラーの最後の日々の内容に関して多少の違いはありますが、両者合わせて見て読むと、より理解が進むかもしれません。

ヒトラー・コードの中で私が興味を抱いたところは1933年から国のトップに上り詰めていく間のヒトラーの言動です。
ヒトラーに関しては、やはり第二次世界大戦中の事が大きくクローズアップされる事が多いですが、トップにいかに上り詰めていったのかを理解しないと、戦争中のヒトラーの言動については理解がむずかしいかもしれません。

また晩年、パーキンソン病で体が弱っていったとは良く言われている事ですが、10数年も興奮剤とかありとあらゆる薬物を乱用していた点に注目したいです。何かあったらすぐ注射。主治医特製のカクテルのような注射もあったとか。これほどの量の薬物をほぼ毎日投与し続けていれば、肉体的にも精神的にも影響が出るのは必然と思われます。まるで麻薬中毒者。

こうでもしないと独裁者としての威厳と地位を保てない、という独裁者の悲しみを見たようです。もともとのヒトラーは神経質で線が細いかんじの人間ではなかったのでしょうか。
最後、今まで自分のために働いてくれた部下たちを信用する事が出来なくなった姿には、なんとなく、現在の北朝鮮の様子がだぶって見えます。

また、ヒトラーが最後の日々を過ごした首相官邸の地下壕は現在、駐車場になっています。1990年までは東ドイツ領だったという事です。



現在は何の変哲もない駐車場です。周りはアパートでしょうか。町のなかの普通の住宅街のように見えます。
でも、この下に地下壕が埋まっているのです。
終戦当時、この辺りはがれきの山だったのでしょう。
実際にドイツに行った事はありませんが、この場所があの総統地下壕+首相官邸だったとは信じられない風景です。


駐車場の案内板ということです。

歴史好きの方、ヒトラーに興味がある方などにおすすめです。一度は読むべきと思います。


9月26日(土)のつぶやき

2015-09-27 05:56:32 | ゴルフ

川島なお美さんが急死。最後まで女優として頑張ったのだと思います。 goo.gl/MgKf10


【米中首脳会談】表情硬く、視線合わさず 共同記者会見 - 産経ニュース sankei.com/world/news/150… @Sankei_newsさんから