ブルゴーニュにうってつけの日/ANGEL'S SHARE

世の中にワインと称するお酒は数あれど
やっぱりブルゴーニュに勝る銘醸地は無しと
思うワイン日記

モーツアルト/ピアノ協奏曲No.23イ長調K.488

2005年04月03日 | Weblog
午後から横浜みなとみらいホールで新日本フィルのコンサートに行く。モーツアルトの珠玉の協奏曲集のテーマで演目はフルート、オーボエ、クラリネット、ピアノの各協奏曲。クラリネット協奏曲とピアノ協奏曲23番はCDで良く聴いている愛聴曲。チケットは随分前に予約していたが当日まで演目は知らなかった。プログラムにモーツアルトのピアノコンチェルトの中でも特にスキな23番が入っていたので嬉しくなった。生演奏で聴くのは初めてだ。いつも聞いているのに比べてテンポが速いのが好みでなかったがやはりイイ曲だと思う。天才モーツアルトも中には凡庸なのもあるが、20番や23番は「アマデウス」のサリエリじゃないがまさしく神がモーツアルトを通して人類に語っている神の声なんじゃないかなんて思ってしまう。世にあまた天才と呼ばれる作曲家や音楽は数あれど神韻というか聴いていると時に悲しくもないのに自然と涙が溢れ出てくるのをとめられない音楽はモーツアルトだけだろう。心地よい春の日差しの中でホンの数時間だが好きな音楽に身を浸し音楽の事以外は何も考えない時間を過ごせたよい週末だった。