ブルゴーニュにうってつけの日/ANGEL'S SHARE

世の中にワインと称するお酒は数あれど
やっぱりブルゴーニュに勝る銘醸地は無しと
思うワイン日記

『私が愛したウルトラセブン』

2005年10月27日 | Weblog
EVAは卒業したがCRウルトラセブンからは今だ卒業出来ていない。スペックが強烈で巷では廃人製造仕様と言われている。確変が保証されていないのでなんじゃそりゃと言いたくなる場面も多い。もう2度と許可されないと言われているギャンブル性の故、EVAに比べるとゲームバランスは最悪だがでも僕らの世代はセブンが大好き。(ホンとは少し上の世代だろうけど)台の上のギミックの役物アイスラッガーがピカーって光ってデヤァーと叫ばれるちょっと脳みそが麻痺する。懐かしさのあまり最近少しずつDVDを買って観ている。アンヌには幼心がトキメイタがDVDを観ると御肌荒れ荒れ、実相寺監督が激怒したのが良く解かる。いやらしいことに実相寺監督はそのアンヌの酒焼け御肌をわざとUPで撮影しまっくているから今観ると実相寺が撮った回はアンヌのアップが多いがまさしくクレーター状態の悲惨な状況。今日はVOL.9を買った。市川森一が脚本を書いた有名作品を収めている。予算不足で敵を出さない設定の制約が傑作を生んだ伝説の1本。最後にマヤの押したジュークBOXのボタンはJ7、ジュークBOXの本来Iがある場所には何故かアルファベットのIが無い。つまりI=ウルトラアイ=愛が無いという謎掛け。ということを今回初めて知った。こんな事幼稚園児のガキには判らんよ!その後の最後の映像でダンが夜の街を一人走る場面はとても印象深い。幾つになっても思い出すとせつなくなる。シリーズ屈指の名場面。DVD買って良かったと思えるなぁ。しかし今住んでる所からすれば藤沢に行けばその名もダンの店、調布に行けばアンヌの旦那の中華屋、どちらも1時間足らずで行こうと思えば行ける。運が良ければ当の本人に会えるかもしれない。でもまず普通は行かない。役柄と演じる役者を混同しても仕方が無い。
禿げたダンや年食ってすっかり草臥れたアンヌ見たってなんの感動も無い。役者はイイ作品に恵まれイイ演技すれば作品の中に永遠の生命を持ち続ける。それで充分でしょう。現実とフィクションを一緒くたにしてたら切りが無いと思う。
NHKドラマ 私が愛したウルトラセブン(DVD2枚組)