ブルゴーニュにうってつけの日/ANGEL'S SHARE

世の中にワインと称するお酒は数あれど
やっぱりブルゴーニュに勝る銘醸地は無しと
思うワイン日記

映画『TEAM AMERICA WORLD POLICE』

2005年08月01日 | Weblog
話題の映画、渋谷のシネマ・アミューズで上映中。サンダ-バードみたいな人形劇で9.11以降のアメリカの行動を強烈に皮肉った映画。そのパロディぶりは最早ブラックユーモアを通り越してエゲツナイ程。よくアメリカで上映出来たものだ。テロ撲滅に従事する民間軍事組織チームアメリカは“自由に無料は無い、自由にはコストが掛かる”と歌いながらイスラムテロリスト達を虐殺、テロ防止の為には世界遺産を破壊することなぞてんで気に留めない。破壊されるのはエッフェル搭にルーブル、ピラミッドにスフィンクス。テロ退治が終れば関心はチーム内でのセックスと恋愛話。そんなチームアメリカの前に現れるのが悪の枢軸、金正日率いる北朝鮮。孤独な指導者キムジョンイルはアルカイダには見切りをつけ、全米俳優協会の“アレックスボールドウィン”と手を組み大量破壊兵器を使った世界同時多発テロを企てる。“マイケルムーア”の自爆テロで基地を破壊されたチームアメリカは世界をテロの危機を救えるか?といった内容。“ショーンペン”、“サミュエル・L・ジャクソン”等実在のハリウッド俳優陣も散々虚仮にされたあと、銃撃され、頭ふっとばされて肉片に帰するという強烈な内容。絶対TV放送は出来まい。ゲラゲラ笑えるのだけど毒が強すぎゲンナリする所もある。この映画は反ブッシュというよりブッシュも反ブッシ陣営、両方ともおちょくっている。一見の価値あるのかな?