プロローグ 2005年01月01日 | Weblog お正月。但し、おせちもお雑煮もお屠蘇も無し。ビールもウイスキーも焼酎も無し。ワインなんて影も形も見当たらない。こんなお正月も、はや25年目。元旦には全く似合わないが墓参にいく。余り手入れの行き届いているとは言えない墓所に立つ。山鳥の囀り以外は何も聞こえず、辺りは寂幕としている。記憶もなければ何も無い所に自分は来てしまった。冬の山は手弱女ぶりな陽の光を浴びてしんとしている。～Today is all for nothing
