気ままに 黒松内

地域の十人十色の魅力に出会う農村の暮らし訪問ブログ

巨大いも虫!?サイレージ作り

2007年10月04日 | 農事暦
9月30日(日)

デントコーンの収穫の後は・・・
http://blog.goo.ne.jp/bunamori_chiiki/e/0df88f05a603b617b04918a0fadce89e

牛も大好きなお漬物(サイレージ)作りです。

サイレージ作りにも色々方法があります。
牧歌的風景には必ずある高い建物のサイロはタワーサイロ
ビニールで覆われているバンカーサイロなどなど。

今回のデントコーンはABBAG(アグバッグ)という方法で作られます…
アグバック… 聞き慣れない、というか聞いた事がない。

しかし、見たことはありました!
一昨年黒松内の町を車で走っていた時に発見しました。
発見した時は「なんじゃこれ?」と二度見してしまいました。
まるで 巨大いも虫
前日まではなかったのに突然現れた巨大いも虫に驚かされました。

今回はその巨大いも虫の作り方をじっくりみせていただきました。

まずは、アグバッグの設置はみんな協力して

    
  
   
機械にビニールが取り付けられると
トラクターで次々と運ばれるサイレージが詰め込まれていきます。
どんどんと伸びていく芋虫。(なんと60m!)

  

最後に土をかぶせて完成です!



ビニールに穴が開いていないか念入りにチェックしていました。
カビないように密封して 長持ちするお漬物にするのです。
しかしながら… 最後にわざわざカッターで穴を開けています!
その理由は、最初の3~4日はガスが発生するのです。(爆発するかも!)
それを防ぐための空気穴でした。(3~4日後、ふさがれます)

2ヶ月程発つと食べ始められるそうです
牛も早く食べたいなぁ

〈間村 奈未子〉