気ままに 黒松内

地域の十人十色の魅力に出会う農村の暮らし訪問ブログ

越冬大根 かりいけ

2007年10月31日 | 農事暦
10月31日(水)

秋野菜が収穫の時期を迎えています。
道路を走っていると漬物用の大根が
寒風の中干されている光景も今の時期ならではのもの。

今収穫している野菜は冬の大事な食料となります。
じゃがいも、かぼちゃ、玉ねぎ、長ネギ、白菜、大根…

納屋で保存したり、ビニールで真空にしたり
保存の方法は各家でそれぞれありますが、
中の川地区の農家さんに昔ながらの大根の保存法を教わりました。

今の時期はまだあたたかいため
完全に土をかぶせてしまうのではなく
雪がふるまで かりいけ をするそうです。

その方法は・・・

収穫した大根の葉を10cmほど残して切り落とします。



畑を平らにして、
(掘ってはいけません)



大根を2段に並べます。



そして、首が完全に隠れるように土で覆います。
これで完成!

 

大根を冬中食べるための第一歩
はてさて、あま~くておいしい越冬大根になるでしょうか!?

雪が降った後の方法は 雪が降った後にお伝えします。
というより、そんなにいっぺんに覚えきれないしょ!と教えてもらえなかった…

<間村 奈未子>