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気ままに 黒松内

地域の十人十色の魅力に出会う農村の暮らし訪問ブログ

歌才ブナ林 今の色

2007年11月04日 | 季節限定情報
森は風が吹くたびに カサカサ と葉を散らせています。
散策路は ミズナラやブナの落ち葉でいっぱい。
お天気の良い日に歩けば、フワッフワの散策を楽しめます。



でも、今が一番輝いている木がありました。
これは ハルニレ です。
壮大で美しい姿になるハルニレには
神々として敬われ、伝説も多く残っているようです。



それに、綺麗に黄葉を迎えている1本のブナの木もありました。
周りはもう葉を散らせているのに、この1本だけが
太陽の光を全身に受けて輝いているようでした。
そして、コシアブラは黄葉したまま散っていました。
薄いレモン色の葉っぱがあちこちに落ちています。

  

カサカサ道の散歩をしていると
あちこちで鳥の声と姿を見かけます。

黄葉が終わった後の 楽しみ でもあります。

〈間村 奈未子〉



 

歌才・賀老ブナ林 黄葉情報②

2007年10月28日 | 季節限定情報
10月27・28日(土・日)

歌才ブナ林の黄葉は真っ盛りでした。



今年の黄葉は本当の黄葉です。
例年だと赤くなるハウチワカエデやナナカマドも黄色いのです。
赤がなくて あら~?残念、とも思いましたが
森中が黄色くて、
夕焼けになるとみんなの顔までオレンジになっちゃって
森に溶け込む感覚 すべてがひとつになったようです。
本当に素晴らしかったです。

途中、エゾリスにも出会いました。



賀老ブナ林は・・・黄葉は終わっていました。
風吹くとカサカサと音をたてて舞い散ります。
落ち葉のじゅうたんが深くなっていきます。



途中、ハリギリの黄色い黄葉が鮮やかに移りました。



駐車場の近くにある ススキ が
太陽の光を浴びてキラキラと輝いていました。



明日29日から賀老の滝へ続く道は冬期閉鎖になるようです。
次は来年の新緑が楽しみです。

<間村 奈未子>

歌才ブナ林 黄葉情報①

2007年10月26日 | 季節限定情報
10月25日(木)

黒松内町が誇る 天然記念物歌才ブナ林 の黄葉は?



今ピークを迎えているブナもあれば、もう少し先のブナもありました。
同じブナ林に在っても生きている環境や条件(水、太陽、気温)は違うので、
それぞれ、その年々 色や時期は違います。



ハウチワカエデは 紅葉 するのですが、今年は 黄葉 が多いようです。
黄色いウチワの落ち葉の上を カタツムリ が気持ちよさそうに歩いていました

ツタウルシも例年初めに赤く色づきますが、黄色や薄い赤が多いかな・・・
それでもやはり 美しい。 うっかりと触れないように

ブナの実もたくさん落ちていました。 
たくさん芽吹くといいなぁ



キノコ狩りの季節は終盤ですが、、、
森にはキノコがまだまだいっぱいあります。

藻のはえた切り株にニョキニョキとでているのは シラウオタケ
シラウオ・・・ そういえばお魚のシラウオに似てますね

そして、森においしいキノコの臭いを放っているのは ブナハリタケ
白いキノコの下面はたくさんの鋭い針がとがっています。

落ち葉の間からヒョコッと小さなキノコが顔を出しています。
これは ウスキブナノミタケ・・・薄黄 ブナの実 茸・・・
そのまんま! 薄い黄色をしたこのキノコの根元を辿ってみると
ありました! 昨年以前のブナの実から発生していました。



自然の美しさ、不思議さに目を向けながら歩いていくと散策路の終点へ。
終点看板の上には コシアブラ が淡く透き通るように色づいていました。

今年の春に倒木があったため通行止めになっていた散策路 
昨日、仮開通したそうです。
やっぱりブナ林は終点まで歩いたほうが楽しい!
帰り際に トン トントン トン ・・・
黒松内の町鳥でもある天然記念物 クマゲラ も迎えてくれました。

<間村 奈未子>




賀老ブナ林 黄葉情報①

2007年10月25日 | 季節限定情報
10月23日(火)

黒松内のブナの黄葉はもう少しだけど、、、
隣町島牧村の賀老ブナ林の黄葉はどうかしら?と散策にでかけました。



昇龍の滝の駐車場に車をとめて、いざ、出発!
しかし・・・
駐車場に到着するまで 一体何枚の「クマに注意」を見ただろう・・・
駐車場には私の車1台・・・ そしてさらに「クマ注意」の看板・・・
そう言えば、この前ブナセンターのSさんがここでクマに会ったって言ってたな、、

な~んて思い出したりして、少々ビビリながら歩き始めました。
私、ここにいますよ~としっかりと存在を示し、聞き耳を立てながら…

 

でも、景色は素晴らしかったです。
橋から昇龍の滝や黄色く染まる木々、目の前に現れた大きなホオノキの赤い実を眺めます。

  

今年は豊作年。散策路にはたくさんのブナの実が落ちていました。
途中、賀老の滝も木々の間から見え 流れが落ちる轟音が聞こえます。
2~3kmの散策路はブナの黄葉、空の青、トドマツやササの緑が美しいコントラストを作っています。
沢には本当に透明で、岩は苔むしています。

美しい景色を前に だんだんクマの恐怖も薄れていました。

 

近くに見える狩場山はすでに雪化粧していました。
そりゃ、寒いですよね。私もすっかり冬装備。
毛糸の手袋と帽子、フリースに雨具で調度良かったです。
あと少し黄葉を楽しめそうです。暖かい格好で出かけましょう!

 <間村 奈未子>

銀 朱 秋の味覚

2007年10月07日 | 季節限定情報
この写真、一体なんでしょう?



不思議な模様の連続
微妙な色彩の変化・・・織物か?
小さな穴・・・鱗か?・・・魚!?


ズームアウトしてみると…
そう!鮭です!



なめらか 本当に綺麗な体をしています。
これは、寿都の海で上がったサケ。
まだ身を削りながらの遡上に入っていないので艶やかです。
鱗が銀色に輝いている鮭を“銀毛”と呼びます。

※川の遡上を始めると…この色が変わっていくのです。
詳しくは「気ままに黒松内~海のぶなと森のブナ」
http://blog.goo.ne.jp/bunamori_chiiki/e/007bce0972c6ff407a597dd3b5e109e5

この銀毛はメス。
お腹の中にはこれまた輝く朱色の卵イクラがぎっしりと入っていました。
酒と醤油に漬けてホカホカの白いご飯にかけて食べました! うまい!
 


ちなみに この銀毛とイクラは正真正銘の親子でした。



寿都のおすし屋さんやお食事処でいただけますよ~

近々 サケの遡上の様子もお伝えします

〈間村 奈未子〉

実りの秋 おいしい秋

2007年09月28日 | 季節限定情報
9月27日(木)

去年はあまり見当たらなかったヤマブドウですが、
今年はヤマブドウが豊作なんじゃないか・・・?
そう思っていました。

その通りでした!

山を歩いてみると
ヤマブドウの房がフサフサとしています。

つる性の落葉木で、他の木にからみついて上の方で実を付けているので
手が届かなくてもどかしい思いをすることもしばしば。

しかし、熱郛高原のあたりをじっくり歩いていると
手に届くところにたくさん実っているのを発見!
ツルを傷めないで採れるもの、熟れているものだけ頂いて
その他は虫や動物たちに譲ります。

持ち帰ったものは自家用に漬けました。(何に漬けたかって??)
あとは、山ブドウジャム!

房から実を一粒一粒とってお鍋へ。
半量の砂糖を全体にまぶして火にかけます。
裏ごしして種を取り除いてビンに詰めて出来上がり!
果実に含まれるペクチンで自然にゼリー状になりました。



山の栄養がたっぷり入ったおいしいジャムになりました
パンにつけて食べるのが楽しみだ

<間村 奈未子>

キノコの季節

2007年09月25日 | 季節限定情報
9月24日(月)

熊野神社などのカラマツ林内を歩きました。
あります、あります。
キノコの季節がやってきました!!

美味しい秋、山でラクヨウ(ハナイグチ)を収穫しました。
何組か私たちが行く前に入っていたようで、
草が掻き分けられた跡もありますが
虫に食われていない、綺麗な黄金色が見え隠れしています。
ソレを見つけたときは、嬉しいもんですね。
子どもを差し置いて、「あった~!!」と採ってしまいました…

 

さっそく、晩にお味噌汁にしていただきました。
おいしい~ ラクヨウのたまらないダシがきいています。


林の中は色々なキノコがでていました。
新しくきのこ図鑑を購入したので、嬉しくてさっそく調べました。
しかし、なんとも見分けが難しい。
図鑑とにらめっこした結果、

テングタケ
 

ホコリタケ


名前が分からなくとも、食べられなくとも
今の季節、面白い形のキノコやかわいらしいキノコがたくさん出てきています。

森へ出かけましょう。

<間村 奈未子>


今年もアユ釣りがまもなく解禁です!

2007年06月19日 | 季節限定情報
 
朱太川の夏の風物詩の1つであるアユ釣りのシーズンがまもなく解禁します。
16日に朱太川にてアユの放流が行われました。
今回はそのアユの放流について体験取材してきました。
最新の情報をお届けします!
朝4時半に集合して、アユの到着を待つこと30分。
アユの到着です。


到着したアユは上流組と下流組に分かれてそれぞれ7~10地点に放流します。


7~10cm程の元気よいアユです。


それぞれのトラックに積んでいる水槽に移し変えていよいよ出発です。
今回は下流組に同行しました。
各ポイントではさらに大きなバケツやタルに移して川まで運びます。





川に放たれると元気に泳いで行きました。


川に放たれたアユは一斉に泳いでいきました。これから縄張りを作り、
藻をたくさん食べて解禁のときには大きく育っていてほしいですね。

今年度の解禁は去年と同じく7月1日です。今年も多くの方々にアユ釣りを楽しんで
いただければいいなと思います。



<文:小野寺 亮>

日本海寿都湾とばんば

2007年03月04日 | 季節限定情報
日本海寿都湾浜中の砂浜、3月の風物詩
それは、ばんばの訓練
青い海を背に
白い息、ほとばしる汗、躍動する肉体
エネルギーを感じます。

朝9:30頃から午前中に浜に行くと
その練習風景を見ることが出来ます。
波が荒れる日をのぞいて3月いっぱい
毎日練習をします。
ばんえい競馬を目指し、
4月のテストまで厳しい訓練が
続きます。

北海道の遺産、
世界に唯一のばんえい競馬
応援しましょう。



私もこの馬がレースにでる日には
ぜひ馬券を買い求めようと思います。
練習風景から
馬の強さ、エネルギーに魅了されてしまいました。

《ぶなの森自然学校:間村奈未子》



11/2歌才ブナ林黄葉状況

2006年11月02日 | 季節限定情報
ブナの黄金色、ササの緑色、落ち葉の茶色、そして青い空。
コントラストがとっても美しいです。
春を思わせるような若々しい黄葉から、冬を思わせる黄葉に変化しています。



10月30日にブナの黄葉がピークになりました とお伝えしましたが、
今日、ブナ林を歩いてみると、足元は落ち葉でふかふかになっていました。
風が吹くと カラカラと音を立てて舞い散っています。
(ツルアジサイの落ち葉はまるで飛行機のようにスーっと舞っていました。)

それでも、黄葉が遅い木はもう少し黄金色が楽しめます。

11月に入り、歌才ブナ林前の駐車場は本年度の利用を終了しました。
駐車場に置いてある柵の手前に数台の車をとめられるスペースがあります。

<文:間村奈未子>