気ままに 黒松内

地域の十人十色の魅力に出会う農村の暮らし訪問ブログ

歌才ブナ林 黄葉情報①

2007年10月26日 | 季節限定情報
10月25日(木)

黒松内町が誇る 天然記念物歌才ブナ林 の黄葉は?



今ピークを迎えているブナもあれば、もう少し先のブナもありました。
同じブナ林に在っても生きている環境や条件(水、太陽、気温)は違うので、
それぞれ、その年々 色や時期は違います。



ハウチワカエデは 紅葉 するのですが、今年は 黄葉 が多いようです。
黄色いウチワの落ち葉の上を カタツムリ が気持ちよさそうに歩いていました

ツタウルシも例年初めに赤く色づきますが、黄色や薄い赤が多いかな・・・
それでもやはり 美しい。 うっかりと触れないように

ブナの実もたくさん落ちていました。 
たくさん芽吹くといいなぁ



キノコ狩りの季節は終盤ですが、、、
森にはキノコがまだまだいっぱいあります。

藻のはえた切り株にニョキニョキとでているのは シラウオタケ
シラウオ・・・ そういえばお魚のシラウオに似てますね

そして、森においしいキノコの臭いを放っているのは ブナハリタケ
白いキノコの下面はたくさんの鋭い針がとがっています。

落ち葉の間からヒョコッと小さなキノコが顔を出しています。
これは ウスキブナノミタケ・・・薄黄 ブナの実 茸・・・
そのまんま! 薄い黄色をしたこのキノコの根元を辿ってみると
ありました! 昨年以前のブナの実から発生していました。



自然の美しさ、不思議さに目を向けながら歩いていくと散策路の終点へ。
終点看板の上には コシアブラ が淡く透き通るように色づいていました。

今年の春に倒木があったため通行止めになっていた散策路 
昨日、仮開通したそうです。
やっぱりブナ林は終点まで歩いたほうが楽しい!
帰り際に トン トントン トン ・・・
黒松内の町鳥でもある天然記念物 クマゲラ も迎えてくれました。

<間村 奈未子>




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