大家族・長期村の日々奮闘記

[完全版更新]知床道東ツアー3日目~世界遺産知床五湖!→羅臼へ

※環境が黒松内帰還まで整わない為、簡易的な記事にて失礼いたします。21日に完全版に更新いたします※⇒8/24 完全版更新いたしました。お待たせいたしました!

相変わらずの霧雨ですが、日中は晴れ間も多かったツアー3日目。 カモメとカラスの声で、今朝は4:30頃にはほぼ全員が起床。 時間を早め、5時過ぎには朝食調理場へ移動。  

 

 

 

今朝のメニューはフレンチトーストに、バナナヨーグルト。 お昼ご飯のおにぎりも作ります。今日は、ふりかけの混ぜおにぎりです。

 

 

 

 

 

 

ふと炊事場の外を見ると、牡鹿が遊びにきていました。 もさもさと草を食べながら、離れていきました。

 

 

 さて、朝昼ごはんづくりが終わったら、いよいよ今日のメイン、知床五湖ネイチャーツアーに向け、出発! 開館と同時に知床ネイチャーセンターへ。

素敵な展示がいっぱい。

 

 

 ここで、今日の午前中お世話になる、元ぶな森スタッフで今は知床ではたらいている”まやP”と合流。 娘のHRちゃんも一緒です。

 

 

 

 

ネイチャーセンターから車で15分程。知床五湖フィールドハウスで入場手続きと10分レクチャーをうけます。

知床は、ヒグマの住処。ヒグマの土地に、私達人間がお邪魔させていただく、という気持ちを忘れない。

そして、ヒグマにであってしまったとき、100%安心な対処法はないので、 であったときにどうするか、を考えるよりも、どうしたらであわないようにできるのか、を考えることが大事。
もしもであってしまったら、絶対に刺激を加えず、ゆっくりと来た道を戻ることがまず最初。 ……映像もふまえて、知床五湖での注意事項について教えてもらいました。

外からの種や土も持ち込まないよう、靴の裏もほろって、いざ出発!



ヒグマ研究グループにも所属していた、ヒグマに詳しいまやPにヒグマや知床のことをいろいろ教えてもらいながらの、
二つあるルートのうち、長い方(大ループ)約3kmの散策です。

   

途中、あちらこちらにヒグマの食痕や通り道が。

 

クマゲラなど、キツツキの痕跡も多くみられました。


知床の熊は、食べるものの多くをシカにとられ、食べるものが少ない為にシカを食べ始めるものがいたり(追い込み猟を覚えたかしこい熊もいるそうです!)、
落ちている木の実が、どの木からのものか観察してみたり、

  

中身は空洞、それでもしっかり葉っぱをつけて生きている巨木…

  

歩きながら、いろいろなものを見せていただきました 知床五湖、全ての湖をめぐり、エリア内で熊が発見されても利用することができる、高架木道へ。 「知床五湖」の看板を前に記念写真を撮り終えた直後、辺りは霧に。

ギリギリのところで撮れた写真がこちらです。


お腹も減ってきたので、高架木道を歩いてスタート地点であるフィールドハウスに到着。


制服に身を包んだまやPと再会し、今年知床五湖を利用している10組の熊たちの写真を見せてもらいました。

 

おにぎり昼食後、

 
ネイチャーセンターに戻り、知床のヒグマについてのお話しをスライド付きでじっくり堪能。


さすが大勢の人が訪れるセンターでした。

知床峠を通り、反対側の羅臼へ。
ある方々も勤めている羅臼ビジターセンターにも寄っていきました。
お目当ての方々は不在でしたが、職員の方に羅臼情報をいただいたり、 丁度時間が迫っていた間欠泉の噴出について教えていただいたり。 お世話になりました。
  

この後、ワイルドな露天風呂、その名も熊の湯でお風呂。

 

橋をわたった川の向こう側に現れる建物。

こちらがお風呂です。

自然感じるお風呂でまったりした後、
この日は、羅臼オートキャンプ場でテント泊です。 

テント設営班と買出し班にわかれ、準備準備。 買出し班は献立決めからみんなで。


買出しから戻るころには、テント班が立派なテント村を建ててくれていました。


今日のメニューは親子丼(売っていた食材の関係でお肉はももx手羽先)
    

 
おかばぁからのスペシャルな差し入れ、メガマシュマロにも大感激
 

 


小雨のしとしと降る中、それぞれのテントではトランプ・ひぐまカルタ大会が繰り広げられ、この日は就寝です。 

 


最近、札幌でのヒグマ駆除について、いろいろな意見、特に批判的なものが多く寄せられていると新聞の記事でも出ていました。
今回の知床での滞在では、ネイチャーセンターやビジターセンターでの展示、スタッフさんのお話しでも、
そもそも、なんでヒグマが街へおりてくるようになったのか、なぜ駆除という選択肢がとられているのか、について多く語られていました。
良いことをしたつもりで、軽い気持ちで。観光客が一頭の熊に与えた一本のソーセージが、その熊の人生を狂わし、最終的に捕殺という結末になったこと。
”映える”写真を撮りたいあまり、近づく観光客が人馴れした熊を増やしてしまうこと。
それに対して、どういった対策がとれるか…
人と熊との関係について、いろいろと考えさせられました。

 と、書いているうちに眠気が限界を突破しそうなため、しかし今日のことは特にきちんと記しておきたい、ということで申し訳ありませんが、更新は明日の朝とさせていただきます… 今日は羅臼のオートキャンプ場で、おやすみなさい。

 

明日はみんな楽しみにしていたホエールウォッチングクルーズです。まずは、船が無事でますように… おやすみなさい。

〇おまけ〇

今回、個人の持ち物に長靴を入れていなかった為、長靴もっていない勢はそれぞれいろいろ試していました。
ベテランキャンパー、DICが編み出した”雨で靴が濡れたけど長靴も変えの靴も無いときの対処法”⇒ビニール袋先輩、大活躍!

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