圧力容器底に溶融燃料=2号機、宇宙線で調査―福島第1
東京電力は28日、宇宙線を使って東京電力福島第1原発2号機の原子炉内部を調査した結果、圧力容器の中心部から溶け落ちた核燃料の大部分は容器の底部にあると推定されると発表した。これまでに東電が実施した解析結果とおおむね一致した。東電は今回の調査結果には誤差もあると説明。核燃料の取り出し方法を検討する上で、判断材料の一つとして扱うという。
東電や高エネルギー加速器研究機構などは、地球に降り注ぐ宇宙線が大気とぶつかって生じる「ミュー粒子」の飛来方向や個数を測定器で調べ、原子炉内部の様子をイメージ化した。
事故前の圧力容器には核燃料が約160トン、制御棒などが約50トンあった。調査の結果、圧力容器の中心部に推定約20〜50トン、底部には約160トンの物質の影を発見した。
溶けた核燃料や制御棒などとみられるが、それぞれの重さは誤差があるという。溶融燃料の一部が圧力容器の底を破り、外側の格納容器に溶け落ちた可能性も否定できないとしている。
デブリの位置を推定出来た事は、一歩前進と言って良いと思うが、収束までは気の遠くなるような年数と費用が待っている。
だから、再稼働している場合ではないのだ。
万が一、事故が起きたらと思うと恐ろしくなってくる。
東京電力は28日、宇宙線を使って東京電力福島第1原発2号機の原子炉内部を調査した結果、圧力容器の中心部から溶け落ちた核燃料の大部分は容器の底部にあると推定されると発表した。これまでに東電が実施した解析結果とおおむね一致した。東電は今回の調査結果には誤差もあると説明。核燃料の取り出し方法を検討する上で、判断材料の一つとして扱うという。
東電や高エネルギー加速器研究機構などは、地球に降り注ぐ宇宙線が大気とぶつかって生じる「ミュー粒子」の飛来方向や個数を測定器で調べ、原子炉内部の様子をイメージ化した。
事故前の圧力容器には核燃料が約160トン、制御棒などが約50トンあった。調査の結果、圧力容器の中心部に推定約20〜50トン、底部には約160トンの物質の影を発見した。
溶けた核燃料や制御棒などとみられるが、それぞれの重さは誤差があるという。溶融燃料の一部が圧力容器の底を破り、外側の格納容器に溶け落ちた可能性も否定できないとしている。
デブリの位置を推定出来た事は、一歩前進と言って良いと思うが、収束までは気の遠くなるような年数と費用が待っている。
だから、再稼働している場合ではないのだ。
万が一、事故が起きたらと思うと恐ろしくなってくる。