冬の電力不足、回避の公算=供給余力、北海道は5.8%―節電要請など検討・政府(時事通信) - goo ニュース
政府は12日、今冬の電力需給の見通しや節電要請などの対策の議論を、「需給検証委員会」(委員長・白真勲内閣府副大臣)で開始した。沖縄電力を除く電力9社はいずれも、需要のピークとなる来年1~2月時点で、供給余力である予備率を最低限必要な3%以上確保できるとの予測を報告。予定外の火力発電所の運転停止などがなければ、今冬の電力不足は辛うじて回避される見通しとなった。
需給が特に厳しいとみられた北海道電力管内は、2010年度並みの厳冬となった場合でも、最大需要563万キロワットに対し、596万キロワットの供給力を確保。予備率は5.8%と、安定供給に最低限必要な3%を上回る見込み。
ただ、北海道は大型の火力発電設備にトラブルがあると電力不足に陥る恐れがあり、政府は5~10%の数値目標を伴う節電要請が必要かどうか慎重に検討する方針だ。
この夏、大飯原発を再稼働させなくても電力が足りていた事が実証された。
そして先月、北電は泊原発(泊村)が再稼働しなければ、12月から来年2月の安定供給のために最低限必要な供給予備率が、3%を下回る0・2~1・9%程度にとどまるとの見通しを公表したのに、政府は泊原発なしで予備率は5.8%になる見通し予測を発表。
福一事故前から、原発にトラブルがあっても電力不足にならないように、火力発電で賄えるバックアップシステムがあったのだ。
だから、福一事故後も電力不足になっていないし、本当は計画停電も必要なかったのだ。
政府は12日、今冬の電力需給の見通しや節電要請などの対策の議論を、「需給検証委員会」(委員長・白真勲内閣府副大臣)で開始した。沖縄電力を除く電力9社はいずれも、需要のピークとなる来年1~2月時点で、供給余力である予備率を最低限必要な3%以上確保できるとの予測を報告。予定外の火力発電所の運転停止などがなければ、今冬の電力不足は辛うじて回避される見通しとなった。
需給が特に厳しいとみられた北海道電力管内は、2010年度並みの厳冬となった場合でも、最大需要563万キロワットに対し、596万キロワットの供給力を確保。予備率は5.8%と、安定供給に最低限必要な3%を上回る見込み。
ただ、北海道は大型の火力発電設備にトラブルがあると電力不足に陥る恐れがあり、政府は5~10%の数値目標を伴う節電要請が必要かどうか慎重に検討する方針だ。
この夏、大飯原発を再稼働させなくても電力が足りていた事が実証された。
そして先月、北電は泊原発(泊村)が再稼働しなければ、12月から来年2月の安定供給のために最低限必要な供給予備率が、3%を下回る0・2~1・9%程度にとどまるとの見通しを公表したのに、政府は泊原発なしで予備率は5.8%になる見通し予測を発表。
福一事故前から、原発にトラブルがあっても電力不足にならないように、火力発電で賄えるバックアップシステムがあったのだ。
だから、福一事故後も電力不足になっていないし、本当は計画停電も必要なかったのだ。