細菌戦の系譜!!

2021-10-12 11:18:32 | Weblog

この新型コロナウィルスがどこで作られたかは分からないが、細菌戦の系譜をたどると、日本は、戦時中、1925年のジュネーブ議定書を無視して、中国で細菌を製造し、細菌戦を行なった。戦後、731部隊での研究データをアメリカに渡し、731部隊員は全員戦犯免責され、アメリカは生物戦の研究を本格的に始めた。
日本政府は、中国で行った細菌戦や生体実験の事実を、(日本の裁判所は事実認定をしている)未だに隠し続け、その事実を認めていない。勿論謝罪もしない。日本軍が中国に遺棄してきた生物兵器は戦後、どのようになったのだろうか?
この新型コロナウィルスに影響しているのだろうか?
今、日本人は過去に犯した戦争犯罪を直視し、きちんと歴史事実に向き合う時ではないのか?

 

 

●細菌戦裁判資料集シリーズ・第8集(2002年10月31日)

「731細菌戦裁判・第1審判決特集号」の発行にあたって 

本書第8集は、細菌戦裁判の第1審判決(東京地方裁判所民事第18部)の後、開催された判決報告集会、記者会見、意見交換会等での発言を編集したものです。

 

 

第6部

資料・731部隊細菌戦裁判

第1審判決全文

第5 当裁判所の判断

(9)結論

以上のとおりであるから、ヘーグ陸戦条約3条を内容とする国際慣習法または被害者個人の損害賠償請求権を認める国際慣習法に基づく原告らの請求は理由がない。

 
 
 
731部隊員が多く入った国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)や自衛隊などでの生物兵器の開発・研究も行われているのではないか?

     731部隊の行なった細菌戦


 

●日本政府は、731部隊の罪業を、公開せず、秘匿し、戦後全く無反省である!!最高責任者の昭和天皇も戦犯免責された!!

安倍晋三は何でこんな行動がとれるのだ??無反省のまま、ずっと生き延びられるのか??
安倍首相の731戦闘機試乗 「止まらない挑発」の非難

 

           

2013年5月12日、安倍晋三は宮城県東松島市の航空自衛隊基地を訪問して、機体番号が‘731’であるアクロバット飛行団訓練機の操縦席に座りサムズアップして写真に収まった。

           

731部隊全景(中国に於いて人体実験を繰り返し、細菌兵器を開発し、中国各地で細菌戦を行なった。)
旧満洲第731部隊軍医将校の学位授与の検証を求めます!

731部隊新発見公文書の中身とは 細菌研究を明記

 

 

 

 

 日本の中国東北侵略から90年

●『1931 満州鞍山守備兵 斉藤準太郎の日記』

 

 

「1931」斉藤準太郎の日記

 

二月十五日

主人の死・・・そうだ主人の死であった。主人は不治の病で2ヶ年の末、私が入営する2週間前に死なれた。運命のたわむれであろう。やせこけ苦しみぬいて死んだ主人は 私には美しく見えた。

斎藤・・おまえにもいろいろお世話になった。お前も入営に先立ってこんなことになろうとは気の毒なれど、仕方がない。家のことは宜しく頼む。私はこの時ほど、本当に泣いた。お主婦様の姿を見たり、小さい物心つくや付かずの小供たちを見て、私は本当に軍隊が嫌になった。

軍人にも大きな勤めはあるが、私にはまた大きな責任がある。然し嫌になったら軍隊でも 男の務めなら反対に心づけられて 涙と不安との中に神戸の港をたった。

 

 私は不幸というものを知らなかった。父親がないのは不幸に違いなかったが、母の限りない愛で知らずにのびのび育った男だ。母の事を思うとたまらなく母のことが頭に浮かぶ。

 私の母は母としては非常に弱かった。しかし一家の主人としてはまた云うに云われぬ強さを持ち大勢の小供を育てつつ平然と暮らしてきた人だ。私は母の大きな心持を知っている。

 然し時々母そのもののみに支配されることがある。父としての役を忘れたかの様に。

 
 
 
軍都広島での物語

大江健三郎著

「ヒロシマノート」岩波新書(1965年発行)

 挿絵カット 丸木位里・赤松俊子『ピカドン』(1950年86日ポツダム書店発行)より

 

Ⅶ 広島へのさまざまな旅


 
≪被爆者との意思疎通を根として、対保守、対マスコミの両対策から、国民運動としての裾野をどの程度拡げるか。また、日本学術会議とか、厚生省、文部省、外務省、総理府方面へ働きかけて、国勢調査の付帯調査に織り込むための国会共同議決の獲得の問題。調査方法と、ケース・ワーカーに高い知性を燃え立たせる可能性など、いかにも問題は大きすぎます。小生などはなるべく側面的な協力者の立場にあって、日本の最高の知性の活動の組織化と、国民運動的な裾野の突き上げとの二重構造で、この白書運動が展開するものを見守りたい気持ちです。実際には邪魔っけにならないよう小さな自分の力をわきまえて、できるだけの;;プログラムの見通しはつける義務があろうかと思われます≫  
 
 
 
 
 
 

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