天使の言い分:3

日常のつぶやきを書き留めました。
でもツイッターではない。

日本の転勤制度

2017-03-24 10:00:58 | 日記
近所で親しくなった方が、
引っ越す事になりました。

数年前からご主人は単身赴任をしているのですが、
子供が「お友達と離れたくない」と言うので、
小学校卒業まで待っていたと言います。

食生活の乱れから、
途中でご主人が体調を壊したり、
心配事は絶えなかったようですが、
この春から、家族揃って暮らせるのは喜ばしい事でしょう。

でも長年勤めた仕事を辞めるのは、
彼女も辛そうでした。

日本の転勤についてラジオ番組を聴きました。
運転中だったので、しっかり聴けませんでしたが、
「日本の転勤制度は世界の非常識」
そんな視点の話しでした。

そもそも、数週間前にいきなり辞令がおり、
冷や飯食いの覚悟が無ければ断れるはずもない、と。

先の彼女の様に、学齢期の子供がいれば、
夫と子供の狭間で悩まなければなりません。

悩んだところで、丸く納まりはしませんが。

日本には、
「男女雇用機会均等法」なる制度が出来、
女性の社会進出を謳っていますが、
ご主人の転勤についていくなら、
奥さんは、仕事を辞めなければなりません。

収入も減るから経済的に影響がありますが、
雇っていた企業も、
1から教えて少しづつ育て、
やっと新人に教えられるほどに成長した頃に
辞められるのは痛手です。
人一人を育てるのは大変な事です。

また、
(変ないい方ですが)子供を取って、
単身赴任をしてもらうと、
生活費が2倍近く掛かるワケです。

番組では、
数年前から、
“どこに”“どのくらいの期間”転勤になるのか明記せよ。
と提案していました。

出来れば、“どことどこ”と複数の地域から選べれば、
親が住んでいる地域や馴染みのある地域を選べるし、
何年で戻れると分かれば、家を買う事も買わない事も出来る。
と結んでいました。

ちょっと勘違いして理解している点もあると思いますが、
ざっとそんな内容だったと思います。

私も引っ越しが多いですが、
物件を選んでいる時の貸主側の条件の、
「ペット不可・楽器不可・子供不可」
は何回見ても呆れます。

また転勤ではなく、好きで転居を繰り返していますが、
知らない土地で、気がつけば今日も誰とも口をきかなかった。
なんて日が続いたりするのもザラにあります。

ウチの子がいなかったり、
性格が少し違っていたら、
ドヨ~~~ンとした暮らしをしていたかもしれません。

子供のいない夫婦だったら、
転勤で思い悩む事も少なかろう、
と思う向きもありますが、
子供がいなきゃいないで、
社会との接点が少なく(ママ友とか)
余計孤独になったりするでしょう。

それぞれに素晴らしい出会いがある事を祈ります
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