アメリカ
サスペンス
DVD観賞
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『ソウ』シリーズの監督を務めたダーレン・リン・バウズマン監督が
映画プロダクション・トロマ社が1980年代に製作した『マザーズデー』を
リメイクしたサスペンス・ホラー。
豪華な家に引っ越してきた夫婦のもとに、元の持ち主だった強盗一家が戻って
きて引き起こされる惨劇を描く。
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豪華な家を安く手に入れた夫婦は友人たちを招待して、新居祝いのパーティーを
開いていた。しかし、そこへ家が売れていることを知らない前の住人たちが
帰ってくる。それは銀行強盗に失敗した悪人一家だった。
母親、娘一人、息子三人の一家は、新しく住んでいた夫婦とその友人を監禁する。
次第にこの悪人一家たちの残酷な本性があらわになっていくのだが・・・
(Amazonさんより抜粋)
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レベッカ・デモーネイのDVDパッケージに惹かれてTUTAYAでレンタル。
まずまず面白かった。
強盗一家というのが最近観た『アニマル・キングダム』っぽかった。
どちらもボスがママで、ママの命令には逆らえないって点でも同じ
だったが、ママの美貌度ではこちらの方に軍配。
購入した家のお披露目パーティでいきなり前の持ち主一家が乱入してきて
監禁されて、家主とその友人たちが理不尽な目に合うんだが、まぁこの
強盗一家のボスであるレベッカ・デモーネイ演じるママが強烈。
見た目は清楚な美熟女なのだが、息子娘たちには幼いころからしつけと
して強烈な体罰を行い恐怖を刷り込ませてきたためか、息子たちは
ええオッサンになった今でもママには逆らえない。
ルールは守れって息子や監禁した家主達に言うが、そもそもママは
社会のルール守ってないというダブルスタンダード。
銃で撃たれて死にそうな童貞末っ子が童貞のまま死にたくないって言えば、
監禁した住人の中から女を一人チョイスして童貞卒業させようと自ら
息子のズボンを脱がすノリノリっぷり。
強盗一家の乱入やムチャブリで、家主夫婦やその友人達の善人づらが徐々に
剥がれてきて、自分の妻が無事なら他の女性が犠牲になってもいいとか、
全員は助からないから、自分だけ逃げようとしたりとするんだが、
なかなか団結して反撃しようとしないので、なんか観ていて彼らにはイラッと
させられる。でも現実にあんな状態になるとああなるんだろうな。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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