フランス
サスペンス
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限られた期間での自宅交換システムによりある女性が殺人犯に仕立てられ、
身元を乗っ取られてしまう恐怖を描いたサスペンス・スリラー。
監督は『裏切りの闇で眠れ』のフレデリック・シェンデルフェールが務め、
脚本を『クリムゾン・リバー』の原作者ジャン=クリストフ・グランジェが
手掛ける。異国の地で猟奇犯罪に巻き込まれ、決死の逃避行を繰り広げる
ヒロインにカナダの女優カリーヌ・ヴァナッスがふんし、彼女を追う警部役で
『エリックを探して』のエリック・カントナが共演する。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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あこがれを抱いていたパリでバカンスを過ごそうとしていたソフィ
(カリーヌ・ヴァナッス)は、期間限定のアパート交換サイトでパリ在住の
女性と知り合い、カナダから旅立つ。
しかし到着翌朝、寝室で男性の惨殺死体が見付かり、ソフィは殺人容疑で
逮捕されてしまう。警察に事情を話すものの、すべての状況証拠は彼女が
犯人であることを示しており……。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
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『50/50』を観に行った際に観た予告編が面白そうだったのと、監督が
『裏切りの闇で眠れ』の監督ということで興味を惹かれたので、
梅田ガーデンシネマにて観賞。
ヒロインが強くて美しい。
カナダで仕事が上手く行かないソフィは、仕事先の人間に勧められた期間限定
のアパート交換サイトでパリ市内在住の女性と交渉が成立し、パリでバカンスを
過ごそうとやってくる。初日はハイテンションでパリ市内を満喫するが、
翌朝目覚めると、体がだるくシャワーを浴びていると、そこへ武装した警官達
が突入してきて、寝室で惨殺死体となっている男性が発見される。
ソフィはそのまま容疑者・ベネディクトとして逮捕される。
ソフィはもちろん自分はベネディクトではないことや無実であることを訴え、
アパート交換サイトでパリに来たと証言するが、その家屋交換サイトはネット
上には存在しておらず、近隣住民も前からそこにはソフィが住んでいたことを
証言し、パスポートにはベネディクトの名前でソフィの顔写真が張られていると
いう真っ黒な状況証拠しか上がってこない・・・。
そこで無実の罪を晴らすためには自力解決しかないと決め込んだソフィは警備の
隙をついて逃亡し、犯人探しを始める。
こんな感じの序盤でソフィが嵌められたような展開を観てると、これはソフィが
二重人格だったというオチかなと思いつつ観てたら、そうじゃなかった。
なるほど、そっち関係とは全然予想してなかった。
ヒロインのソフィがなかなかのタフガイぶりを魅せてくれて、メスで医者を人質
にとり、刑事のカントナから逃げ出したり、逃げるにあたりカントナのいる部屋
に鍵をかけた上に鍵をへし折るとか、逃走する際に日本人女性の車を襲った上に
現金などを奪ったり、チンピラを拳銃で脅してチンピラ達の群れにまぎれて逃走
したり、ハイウェイを入るバイクの運転手に殴りかかり、バイクを奪って逃走と、
あまりのパワフルぶりに「お前、何者やねん!」と突っ込み入れたくなるぐらい。
住宅街の中の刑事のカントナから逃走するシーンとかすごく迫力あって良かった
し、ソフィ役のカリーヌ・ヴァナッスが美形で良かったし、最後までどうなる
のかと楽しめる展開で飽きることなく最後まで観られたので個人的には満足。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
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この映画は、おっしゃるように、ヒロインのソフィの「あまりのパワフルぶりに「お前、何者やねん!」と突っ込み入れたく」なるものの、夏に見た『この愛のために撃て』の女性版と思い直し、それに「ソフィ役のカリーヌ・ヴァナッスが美形で良かった」こともあり、マズマズの出来栄えではと思っているところ、それにしては入りが悪すぎる感じなのですが。
コメントありがとうございます。
『この愛のために撃て』は見逃してしまいました。面白そうなんでDVD待ちなんですが、これも主人公がパワフルなんですか?今から観るのが楽しみですね。
カリーヌ・ヴァナッスが美系でしたね。
面白い作品なので、もうちょっと上映館が多くてもいいと思うんですがね。