韓国
ドラマ／クライム
DVD観賞
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チソン、チュ・ジフン、イ・グァンスの共演で贈るクライム・ドラマ。
固い絆で結ばれた３人の男たちが、一つの事件の発生によって複雑に絡み合った
人間模様を織りなしていくさまを描く。
監督は本作が長編デビューとなるイ・ドユン。
(allcinemaさんより抜粋)
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お調子者のインチョル、正義感の強いヒョンテ、ドジなミンスは親友同士。
彼らの絆は、少年時代に山での遭難事故を体験したことで一層強く結ばれ、
大人になった今も、変わらぬ友情を保っていた。
保険のセールスで働くお調子者のインチョルは、ヒョンテには内緒で彼の母と
彼女が経営するゲーム賭博店の火災保険契約を結ぶ。
その時、２人の話はひょんな成り行きから強盗放火事件を装った保険金詐欺
計画へと発展する。
さっそくインチョルはミンスを巻き込んで偽装の強盗事件を実行する。
ところが思わぬ不運が重なり、ヒョンテの母が命を落とす事態に。
やがて何も知らないヒョンテは、一向に進展しない捜査にしびれを切らし、
自ら犯人を探すべくインチョルとミンスに協力を依頼するのだが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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シネマート心斎橋での上映時に観に行きたかったんだが、何だかんだで
見逃してしまったので、DVDで鑑賞することに。
哀しいねぇ。
あらすじは知っているし予告映像は観ているので、犯人は誰なのかっていう
謎解きよりも、しでかした事によりより悪い方へと転がり続ける男達の
結末を描いた物で、何ともやり切れない哀しいものだったけど見応えある
作品だった。
インチョルは事実を隠して逃げ切ろうと思えばできたと思えるんだが、
ヤクザの事務所に乗り込んで店の権利書を取り戻そうとしたりと終始
ヒョンテの為に行動していて、その結果哀しい結末を迎える救いのない
終わり方は韓国映画らしくてイイ。
主演３人のキャスティングもイイ。
ミンス役のイ・グァンスの気弱な感じの演技も良かったけれど、
特にインチョルを演じたチュ・ジフンの存在が良かった。
でも一番悪いのはヒョンテの母親なんだよなぁ。
体よく保険金詐欺で金を手に入れて、隠居しようと、インチョルに話を
持ちかけて、でもって予想外の邪魔が入った途端、自分は被害者ぶろうと
してしまうんだから。
お薦め度：★★★★☆（4/5）
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