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君が代の替え歌

2006-05-29 20:52:08 | 街の変なモノ
「君が代」替え歌流布 ネット上「慰安婦」主題? (産経新聞) - goo ニュース(06/05/29)

最近ネットを通じて
君が代の替え歌が広まっているとか。

空耳アワーの逆バージョンとでもいうか
君が代に英語の歌詞を当てて
替え歌にしているらしいです。

辿っていくと「反ひのきみネット」という
日の丸と君が代に対抗するネットワークに行き着きました。
どうやらこちらが本家ということですが・・・。

kiss me

≪歌詞≫
kiss me, girl, and your old one
a tip you need, it is years till you're near
this sound of the dead "will she know
she wants all to not really take
cold caves know moon is with whom mad and dead"


≪訳≫
 僕にキスしたら
 君のその古臭いジョークにも(サヨナラの)キスをしておやりよ
 君に必要な忠告をあげよう
 死者たちのこの声が君に届くまで何年もかかったんだよ
 「国家ってのは本当に奪ってはならないものを欲しがるけど
 そのことに気がつく日が来るんだろうか?
 冷たい洞窟だって知ってるんだ
 (戦争で傷つき)気が狂ったり死んでしまった人たちを
 お月さまはいつも見てるってことを」

註:古臭いジョーク (old one)
 たとえば「南京大虐殺は無かった」とか、
 「鉄道や学校の建設など植民地にも良いことをしてあげた」とか、
 「従軍慰安婦は商行為」などの嘘八百。

心ならずも「君が代」を歌わざる得ない状況に置かれた人々のために
この歌が心の中の抵抗を支える小さな柱となることを願って



・・・ということですが
なんとなくちょっと不自然な気が・・・。

古臭いジョークを駆使する女の子の存在とか
国家が「She」って何故女性?とか。

国家の象徴が天ちゃんなら
「She」はおかしいでしょ?
後継の件でも揉めてたぐらいなんだし。
(と思いましたが、国を「She」と表現するのは実は正しいらしいです。何故なんですかね?)

あとこのページで
「kiss me」の曲が公開されてます。
「傑作」とか書いてますが
これがまたヒドイこと・・・。

なんというか
脳ミソをShakeされたような気分になって
フルコーラス聴くのはかなり苦痛です。

わざと苦痛を与えてますか???

やっぱり
従軍慰安婦をイメージした
改訂版の「Kiss Me Girl」の方が
受け入れられやすいと思います。

≪歌詞≫
Kiss me, girl, your old one.
Till you're near, it is years till you're near.
Sounds of the dead will she know ?
She wants all told, now retained,
for, cold caves know the moon's seeing the mad and dead.


≪訳≫
 私にキスしておくれ、少女よ、このおばあちゃんに。
 おまえがそばに来てくれるまで、何年もかかったよ、そばに来てくれるまで。
 死者たちの声を知ってくれるのかい。
 すべてが語られ、今、心にとどめておくことを望んでくれるんだね。
 だって、そうだよね。冷たい洞窟は知っているんだからね。
 お月さまは、気がふれて死んでいった者たちのことをずっと見てるってことを。


試しに、産経に釣られてみたんだけど
さてどうなるかな・・・。

<関連>
君が代 - Wikipedia