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うどんや風一夜薬

2010-04-03 17:00:00 | 昭和レトロなモノ
 用事があって、実家の京都へ帰っていました~metro
ちょうどいい機会だったので、大丸で「うどんや風一夜薬本舗」の風邪薬と生姜湯を買っておきました。生姜飴もありましたが、おそらく食べないので、それはパスです。

 

うどんや風一夜薬本舗」の創業は、明治9年の大阪です。
関西では、風邪を引いてダウンしている時には、消化の良い温かいうどんかおかゆを作ってもらって食べるのが普通ですが、昔は、うどん屋さんで風邪薬が売られていたそうです。

 あついうどんは消化がよくて栄養があり、体が暖まります。
かぜを早く治す方法は、アツアツのうどん等を食べてからうどんや風一夜薬をのみ、一夜さっと眠ることが合理的だと考えてうどんや風一夜薬と名付けました。

(「うどんや風一夜薬の由来」より)

この風邪薬のことを知ったのは、敬愛する町田忍さんの番組を通じてのことで、私は関西人ですが、もともと生活習慣の中にこの薬が存在したわけではありません。
私が育った時代には、テレビで御馴染みの市販薬を薬局で買うというのが一般的でしたから・・・。

でも、私は子供の頃からおうどんが大好きで、東海地区に越してきた今でも、以前にも増して、おうどんLOVEな生活をしています。
風邪気味かなと思った時には、温かいおうどんを食べて、風邪薬を飲んで即寝る・・・という、今でもあたりまえの習慣の中に、この「うどんや風一夜薬」が入ってくるのに妙な理屈は要りません。
おうどんLOVEな私の自己暗示かもしれませんが、なんだか即効で効きそうな気がしてきます。

ちなみに、このうどんや風一夜薬本舗さん、“うどんや”という看板が上がっていても、うどんは食べれません。
うどんや風一夜薬本舗さんは、うどんやさんに薬を納めていただけで、うどんの製造販売には携わっていないからです~(笑)

また、町田忍さんも紹介されていましたが、関東では、同じ薬を「そばや風一夜薬」として売っていたそうです。そばとうどん、わかりやすい東西の食文化の違いに、感心してしまいますね~item4



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