種牡馬達の抱負～アグネスデジタル～

今年も種牡馬達の去年を振り返り、今年の抱負を語っていきたいと思います。
こちらはデジタルの昨年の抱負　2011年デジタルの抱負

目標を見ると、種付頭数100頭には届きませんでしたが
重賞はダイシンオレンジとヤマニンキングリーがそれぞれ1勝を上げてくれました。
そしてリーディングでは目標ギリギリながら20位。

頑張れた年だったと思います。


「頑張ったでしょ」とデジタルも。

今年は種付料も半額近くになり、15歳になったデジタルには節目の年かもしれません。

2012年の目標は、産駒で新しい重賞馬が出てくれる事とリーディングの20位以上のキープ。

1月5日の初夢Sではシルクシュナイダーが準OPを勝ち上がりました。
早速楽しみな馬が出て来て嬉しいです。

産駒達への期待ばかり募りますが、
デジタル自身は、怪我なく病気なくシーズンを乗り切り、産駒達を一生懸命応援したいと思います。

その為には雪を掘って草を食べて、頑張ってシーズン乗り切りましょう。

打ち勝つ力

いきなりですが　軽種馬登録ニュース。
生産界の厳しさを目の当たりにする資料です。

牧場数・繁殖頭数を見ると、生き残り尚且つ大きくなっている牧場が見えてきます。
今、他の農業も生産量の巨大化が求められ、小規模では、特別なものが無くては生き残っていけない現状です。

馬はその「特別なもの」が趣味趣向に分かれず明確で、走る結果に全てが集約されます。
それがまた巨大化が優位に立つ構造へと連鎖していっています。

この流れを打破するのは容易ではありませんが、これからも頑張らなければと思います。


そんな流れを打ち破る1打となってくれるかもしれない、ターコイズステークスのマイネプリンセスの勝利。

彼女も先日紹介したオカノブルーの血統。
11月24日ブログ

ミモーゼは叔母さんにあたります。
来年には母となってその血を残すべく牧場に帰ってくる予定です。

これから続く産駒達が未来への期待です。


そしてその父はご存知アグネスデジタル。

いつも愛嬌たっぷりの顔で迎えてくれます。

下からクンクン。


母としての血の中に残るデジタルの血統。

それも大事に残していけるよう、想いはさらに強くなります。

産駒重賞制覇～シリウスステークス～

先週はシリウスステークスでヤマニンキングリーが勝利しました。
父と同じく芝・ダートでの重賞制覇。

嬉しい産駒の活躍を父にご報告。

「息子さん、重賞勝ちましたよ～」

『え！ホントに？』

「そうなんですよ。父と同じく海外にも挑戦して、ダートも芝も活躍してくれるなんて嬉しいですね」

『有難い話だね～。これからも活躍祈ってるよ』


な～んて
そんな会話を一度はデジタルとお話ししてみたいものです。

お隣りも眠気

やっぱりまずは「なでしこジャパン　おめでとう」ですね。
素晴らしい諦めない試合。大きな幸せと大きな力を運んでくれました。


昨日のブログはアドマイヤマックスの新馬の話題でした。
すると？ロージズインメイの仔がその日の2歳産駒初の新馬勝ちを収めてくれました。

いい事が連鎖すると幸せな気持ちが増幅です。
些細なことでも「幸せ」と思う気持ちも大切。


さて、アドマイヤマックスの隣にはアグネスデジタルがいます。

アドマイヤマックスを撮影中もじっと同じ体勢で動かず。
口元が緩んだまま、眠気に襲われていました。

目は意外と開いていますが、カメラに反応して彼なりに頑張って見開いているようです。
ですが、完全に目以外の体、特におクチは睡眠中。

こちらも邪魔しては悪いので、すぐに退散。

雨が続きますが、暑さが緩んで虻も減って、馬にとっては心地よい貴重な時間。
これがデジタルにとっての「幸せ」なのかもしれません。

全競馬場の復旧と馬達の復興を願っています

デジタルの誕生日

今日はアグネスデジタルの誕生日です。

久しぶりに馬房のデジタルにお邪魔するといつもの定位置で寝てました。


その後、起こされ種付に向かうデジタル。

毎日頑張っています。

種付シーズンも後半へ突入。

今年立てた目標には届かない気がしてきましたが
もう１つの目標「重賞2勝」を目指して産駒達の事をデジタルと共に応援したいと思います。

誕生日というと、いつも以上に産駒に期待してしまいます。
今日は8頭が出走。
GⅠヴィクトリアマイルにもグランプリエンゼルが。

強い馬がいるので1着2着とは言いません。掲示板に乗る活躍なんてしてくれたらなぁと願ってます。
でも他に期待する前に、コスモソルフェリノにしっかり頑張ってもらわないといけませんね。

頑張れ、ソルフェリノ。父のため、自分のために。

全競馬場の復旧と馬達の復興を願っています