今年を振り返って ～3月～

さて、最後に3月を振り返って今年を締めたいと思います。

3月にはほぼ雪も解け、早い春の訪れを感じました。

走り回る1歳馬達。

かと思いきや最後の大雪。

またも放牧地を埋め尽くします。

とねっこたちも徐々に自分を磨きあげていきます。

スプラッシュ。


リリー親子。


そして30日にはバルクが帰ってきました。


こちらはバルクが到着して最初の写真です。

バルクが皆さんから頂いた力の大きさを感じた1年でした。

4月に入り、その恩返しに少しでもなればと始めたブログ。

4月からの足跡はお伝えして参りましたので
これで2010年のビッグレッドファームをようやくお届けできたかと思います。

心おきなく年が越せます。

今年も大変お世話になりました。
皆様、よい新年をお迎え下さい。

また来年もよろしくお願い致します

ラロンハ

いよいよ大晦日ですね。
今年のニュースをお伝えしきれてない感じですが、まずはこの話題。

今週28日の火曜日にマイネラロンハが帰ってきました。

半年間お休みをいただきようやく復帰という時に引退になってしまいご迷惑をおかけしました。

帰って来たばかりの馬を見ていると、走ることの重さを感じます。

競走馬として走れなくても、大抵の馬は、怪我などで帰って来てもすぐに放牧に出せるほど
自然の中で過ごすことは、馬にとって負担の少ないことなのです。

自分の力で怪我を支え、体を作っていく事が出来るのが自然のなせる業。

そんな生活へ帰って来れてラロンハは幸せ者です。

先日仲間入りしたエスポワールもすっかり打ち解け、馴染んでいます。

ラロンハもエスポワール以上にすんなり溶け込んでいます。
他馬がよってきてもラロンハは特に気にせず、親に似てマイペース。


そんなラロンハが気に食わないと言わんばかりに
お尻の向こうで耳を背負っているのはコスモミール。

右手はサマーアクトレス。
エスポワールの時もそうでしたが、新人さんに興味深々。
すぐに仲良くしてくれる、姉ご肌のよき先輩といった感じでしょうか？


こんな仲間たちと新しい年をお迎え下さい。

何日降り続く・・？

毎日、毎日、朝起きると雪が積もっています。
今日の夜も予報は雪。
年越し寒波もあって、まだまだこんな日は続きそうです。


昨日も事務所の落雪をご紹介しましたが
至る所で面白いくらい積もってるので写真を集めてみました。

昨日の朝の厩舎の屋根です。手前半分は落ちてしまっています。

向こう側がいつ落ちてもおかしくない感じ。

集放牧時に落雪しないことを祈りながらの作業です。

今朝の同じ厩舎。

更に降り積もった雪が、ちょうど真ん中の雪がどっかりと夜中のうちに落ちて厩舎前を塞いでいました。

これが作業中じゃなくて本当に良かったです。


ウォーキーングマシンの屋根雪。

きのこの山のようです。

おーこれは、なかなかの垂れ具合。


と思ったら、今朝のスタッフ休憩所にもっと凄いものが。

左の窓は屋根の雪で見えなくなってます。
この雪はミーティングが終わった頃には落ちてました。


とねっこたちはよく雪が積もると牧柵に積もった雪で遊びます。

鼻でつついた雪がぽろぽろ落ちて舞うのを見ると、癒されます。

今日のバルク

大雪で福島は大変な被害に遭われていますが
明和も土曜から降り積もった雪でみんなクタクタです。


事務所の屋根からの雪がおかしなくらい落ちて来ています。


木の手前の雪山も同じく屋根雪です。

屋根雪は馬鹿に出来ません。
凄い勢いで大量に落ちてくるので、毎年事故でニュースにもなることも。
みなさん、年末年始慣れない土地に出かける際は、十分にお気をつけ下さい。


さて、遠くに見えたバルクの顔をのぞきに行きたいと思います。


深い雪をかき分け、草を見つけてくわえるバルク。

もうこうなってくると食べることに必死です。

時折顔を上げますが、無口もアゴも雪で真っ白。


今年はこれでバルクニュースは最後の予定。
また年明けにお会いしましょう。

「皆様、よいお年を。」　by　バルク。

展示会に向けて

2月の種牡馬展示会に向けステージをシートで覆っています。


雪の積もり始める前に準備し、およそ2ヵ月半の間
厚い圧雪した雪に埋もれてしまわないようにしています。


こちらは種付場。


中の様子です。


今は静かですが、展示会の頃にはここにも活気が戻ってきます。

もう少し先のことですが
シートを目にして身が引き締まる思いです。