@Frogteacher = カエル先生のブログ = Blog

自分の関心あるモノについて、ジャンルレスで支離滅裂ですが、完全に独断と偏見で好き放題徒然書きなぐっております

【ジャマイカ(`・ω・´)b】リー・スクラッチ・ペリー インタビュー & リー・ペリー語録

2012年10月01日 | 音に関連するお話 -with sound-
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GRAND ROYAL リー・スクラッチ・ペリーインタビュー 

奇抜なダンサー&ダブの革新者とのありのままの会話
-音楽の起源、パンキー・レゲエ・パーティ、マイケル・ジャクソン、そして裸の女の子たちについて―


GRAND ROYAL(以下GR)スイスでの生活はどうですか?ジャマイカのときと比べると暖かくないでしょう?

LEE PERRY(以下LP)何言ってんだ。俺は適応力があるんだ。まあ、何事も慣れだな。

GR:あなたの日課とはどんなものですか?

LP:俺の最も見たいもんは裸の女だ。それはRamtaの仕業だ。Ramtaは愛の神、わかるか?愛の神とセックスの神が子供を作る。Ramtaは、プールや海岸などで裸の女、裸の肉体を見ることを愛する。Ramtaは泳いでいる裸の女を見つけると、最高の気分になる。彼は本当の快感を得れるんだな、ハッハッハッハッハッ!

GR:ということは、あなたの日課というのは、裸の女の子を見ることなのですか?

LP:裸の女、裸体。バビロンの人間は金儲けに走る。だから、奴等は服を着なくてはいけないと言うんだ。服を着ていないところを警察に見つかれば、パクられる。だが、神は服を着ている奴等のことを好きではない。なぜなら、神の創った完全なる美を隠しているからだ。自然の神は、腹を立てている。自然は裸なのだ。自然とは裸のことなんだ。

GR:今後の計画は?

LP:俺の将来の計画は、たくさんの裸の女を見ることだ。裸のかわいい女を牛耳る愛のドクター、ハッハッ!それから、かわいくてセクシーな音楽を作って、裸でセクシーなツアーをする。

GR:ツアーがもうすぐ始まるのですか?

LP:もちろん。「旋風ツアー」、リー・スクラッチ・ペリーの旋風ツアーだ。そして、裸のセクシーなパーティ。万国共通で、世界規模で、グローバル。音楽にできないことはない。ヘラクレスは神様だしな、わかるか?

GR:ヨーロッパ全般を周るのですか?

LP:どこへでも行くぜ。出来れば、手押車(空港などで重いものを運ぶキャスターつきの)で。旧約聖書イザヤの9章に、この手押車の記述があるんだ。人々は聖書を信じていないが、俺は信じている。なぜなら、俺は聖書の住人だからだ。

GR:あなたのバンド・メンバーはドイツ人ですよね。

LP:そうだ、ドイツ人バンドだ。名前はもうすぐ決まる。

GR:ジャマイカのミュージシャンは起用しないのですか?

LP:彼らは、みんなドイツ人だ。俺はジャマイカのアーチストとやってきた経験もあるし、もうこれ以上、自分の性に合わないことには巻き込まれたくない。俺はただ、音楽に敬意を持っている奴、もしくは、音楽の作り手を尊敬している奴と一緒にやりたいわけだ。俺のことを尊敬しろ、なんて言わないから、せめて音楽と音楽の作り手には敬意を表すべきだね。だが、ジャマイカの連中は、音楽の作り手を尊敬(respect)していない.奴等は音楽に期待(expect)しているだけだ。何のことを言っているかわかるか?

GR:つまり、ドイツ人の方がより、音楽に対して尊敬心がある、ということですか?

LP:そうだ。ドイツ人にもいい奴と悪い奴がいる。だが、俺の音楽を選んだドイツ人は神によって選ばれたのだ。だから、彼らに選択の余地はなかった。

GR:彼らは、非常に名誉ある人種でなければならない?

LP:そうだな、もし、彼らが名誉ある人種でなければ、ヒトラーは彼らに優越性を与えなかったであろう。彼らはみんな、指導者のように見える。

GR:テレンス・トレント・ダービーとシンプリー・レッドとのコラボレーションについて一言、コメントを頂けますか?

LP:(翻訳不能)

GP:多くのアーティストがあなたと仕事をしたがっているんじゃないですか?

LP:彼らが俺と仕事をしたがっているのは知っている。けど礼儀正しい奴としか仕事をしたくない。

GR: 態度の悪い人たちと言うと……

LP:態度の悪い奴、つまり、騒がしい奴、嘘吐き、犯罪者のような連中には虫酸が走る。

GR:そういえば、明日、あなたの誕生日ですよね?

LP:そうだ。そのような言葉は誕生日の前に来る。なぜなら、その日が始まりだからだ。

GR:何歳か聞いてもよろしいですか?

LP:何歳かだって?俺に歳はない。一方で俺はA#1である。俺は自分のことをXYZと呼ぶ。これが本当の名前だ。でも俺には名前も年齢もない。俺はABCであり、XYZなのだ。

GR:あなたが言うには、初めて曲を作ったのが14歳のときですよね。そのとき作った曲のタイトルを覚えていますか?

LP:ん~ん、覚えていない。俺の脳みそは、聖なるアークが焼き倒されたときに、焼き尽くされてしまった。だから、俺の脳みそは他の誰かに移し替えている。俺は過去の記憶を持ってない。しかし、俺に必要な記憶だけが必要に応じてやってくるわけだ。とにかく過去には戻りたくない。

GR:質問は、すべて過去に関するものになると思うのですが・・…

LP:俺は過去に戻りたくない。お前は俺が覚えている過去のことについて質問すべきだ。覚えてないことを聞かれても、答えられんぞ。

GR:じゃあ・・…、どのようなきっかけで音楽にのめり込んだのですか?教会を通じてだと聞いたのですが?

LP:そうさ!教会だ!ある者は神を様々な色で塗りたがる。でも、神はどんな色にもなれるのだ。なぜなら彼には、精神と肉体がない。それは聖書の言葉の効果なのだ。だから俺は何でもできるし、お前もできる。お前の主張すべきことは<自分らしさ>であり、お前がお前らしくあるために恥じない行動を心掛けることだ。わかったか?

GR:はっ、はい。コクソン・ドットとはどのようにして一緒に仕事をするようになったのですか?

LP:音楽がそこにあったからだ。俺は音楽の世界に入りたかったし、神も信じていた。そして、音楽が俺に神が誰であるか示してくれた。音楽は「俺についてこい、そして人々に広めろ」と言った。それで俺は実現を目指して、コクソンのもとにやってきた。彼から音楽を取り返すために。なぜなら、俺はコクソンに音楽を残してやっている。正当な理由だ。コクソンが俺のことを長い間、信頼しているからでもあるし、彼の母親が彼を信じていなかったからだ。

GR:それは何歳のときですか?

LP:覚えていない(早口で)。

GR:当時を振り返ってみると、多くのサウンド・システムの競争相手がいたのではないですか?

LP:その通り。まず、デューク・リードがいた。奴は乱暴者だ。あと、キング・エドワードがいた。奴等はでかいスタジオにでかいサウンド・システムを持っていた。そして、数人のならず者を囲んでいた。なぜなら、奴等は乱暴者が必要だったからだ。乱暴者、ならず者が大好きだったんだな。

GR:ええ。

LP:俺は流行の音楽は好きだ。そのときの最高の曲を入手した奴に人々はついていった。奴等は外国のレコードを買い、音楽業界が発展するまで、それをプレイしていた。ジャマイカの人々は良質な音楽が大好きなんだ。だから、コクソン、デューク・リード、エドワードは世界中を飛び回り、イギリスやアメリカで他のサウンド・システムが持っていないレコードを買い漁った。それらがジャマイカに持ち込まれると、人々は幸せになった。デューク・リードが今晩プレイしているぞ、となるとみんながデュークのレコードを聴きたがった。コクソンが今晩プレイしているぞ、となるとみんなコクソンのレコードを聴きたがった。あるとき、デュードとコクソンはこんなことを思いつく。自分たちのレコード会社を設立しよう。人々はレコードが大好きだし、これは金儲けになるぞ、っと。そして奴等はビジネスを始めたんだ。

GR:当時、もう一人、重要な人物がいましたよね。

LP:レスリー・コング、中国人だ。奴が全てを巻き込んでいった。ジャマイカのレコード業界の駆け出しのみんなが音楽をグルーヴし、愛し、追っかけ始めた。田舎にいた俺もそうだ。俺は自分に言った。「田舎を抜け出し、都会に出なくては!」当時、俺はトラクターの運転が大好きだった。コネクション!いつも、地球とのコネクションを欲しがっていた。俺は地球を信じている!だから、トラクターの運転に励んでいた、そう奇跡的な運転だ。ネグリル計画が始まる前に、俺は職を得た。それから2つめ、3つめの職をウェストモアランドで得た。そこではブルドーザーのことを黄色いトラクターと呼んでいた。俺は色を信じていたので、その黄色いトラクターに付いていった。そしたら、俺はネグリルに着き、そして、そこからウェストモアランド、次いで真っ直ぐキングストンに着いてしまった!知っての通り、音楽に引きずられて。音楽が地球を通して俺をコクソンのところに真っ直ぐ導いてくれたのだ。

GR:ワオ!

LP:真っ直ぐコクソンのもとに行った。なぜなら、デューク・リードは乱暴者だし、コクソンは手助けになる新しい人材を必要としていたからだ。               



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リー・ペリー語録

「 ダブの歴史とは、愛(ラブ)の歴史だ。俺は、心から愛を想像し、その心からの愛で対象をダブにする。初めに、愛をもってダブにしたものは、最後まで、愛をもってダブにする。最後が来ると、また初めからスタートだ。そう、ラブによってダブは創造された」(ミュージック・マガジン1997年、11月号)

名言です。ペリー先生にとってダブとは機材とのセックスなのです。70年代にたくさんの子供(名作)を機材に産ませました。

「 ドレッドの連中は、ドクター・ダブ、つまり俺のところに救いを求めてやって来たんだ。タビーは私のやっていることをみて、ダブを横取りしようとした。彼はドクター・ダブからダブを取り上げようとしたため、ドクター・ダブは彼を取り消しにした(笑)」(同上)

大変な事実が発覚!キング・タビーを殺した犯人は実はペリー先生だったのです!

「 俺はタビーのことを自分の生徒だと思っていたが、彼は、たぶん、俺の方が彼の生徒だと思っていただろう。でもそんなことはどうでもいい。俺は嫉妬深くないからな」(アーコロジー)

十分に嫉妬深いですよ・・・・・。

「 俺はどんな機械もカスタマイズするガジェット(機材)マスターだ。だから、俺の頭で思い描くもので、実現できないものはない。俺の脳みそに不可能はないのだよ。なぜかというと、俺は完全に狂っているからだ。これは冗談ではない。わかるか?俺の脳みそは完全にクレイジーなのだ。だから、何でもできる。俺の脳みそには、制限がないのだよ」(ミュージック・マガジン)

自分の狂気を客観的に語れるなんて、さすが天才は違いますね。アントナン・アルトー並みです。

「 ブラック・アークスタジオの機材は4チャンネルの家庭用のチープなマシーンだった。しかし、俺は地球上から20チャンネルもの音を拾い上げていた。俺はダブ・シェパードなのだ」(アーコロジー)

さすが元祖電波系!ただいま受信中です。

「大事なのは機材と一体になることだ。それに、機材の限界に挑むことも重要だな。いろいろ試してみて、機材から不思議な音が聞こえてくると、俺はそれを使う」(ミュージック・マガジン)

ダブをセックスと考えるペリー先生は、機材のあえぎ声が大好きなのです。

「俺のサウンドは、今でも宇宙の子供だよ。今、もしブラック・アークを作り直すのであれば、モダンな日本の機材がまた必要になる。アフリカのブラック・エネルギーを再び作り出すためには、日本のエネルギーがまず必要なんだ。そうすれば、世界のエネルギーを占領して、俺は宇宙のエンペラーになる。アメリカも歯が立たなくなるだろう」(同上)

ペリー先生!そこはサン・ラ先生の領域ですよ!

「 日本での雲行きが今怪しくなっている。今の日本の天皇の名前は'円'だ。ビジネスの雲が日本を覆っている。だから俺は使者を送ったのだ。彼の名前は'台風'。台風の裏には誰がいるか知っているか?その裏にいるのが'バブーン'(ヒヒ)だ。つまり、スーパーエイプのことだ」(以上、ミュージックマガジン1997年、11月号

そうだったのか。フジ・ロックの台風はペリー先生の仕業だったのか。先生のせいでマッシヴ・アタックが・・・・・。

「こいつはブラック・アーク・スタジオ5to5から、日本の諸君へのメッセージだ。リペントが言うには、俺の地球イルカたちよ、おまえらは俺の友だちを殺して喰ってる。シーリアス(SeaとSeriousをかけている?)な惑星がマーカス・ガーヴィー条例を作り出す。俺様はガット・ブッタのリー・スクラッチ・ペリー様だ。稲妻、雷、雹、硫黄、そして火。リペントが俺のShitを言いやがった」(フジロック'97のパンフ)

フジ・ロックの台風だけでなく、ウッドストックの火事まで予言しています。恐るべし、ペリー先生!

「 本書簡はスクラッチ・ガンジャ・ヘッド・ワンゴッド・エクスカリバー・マスセヴン・シーズ・コリー・ワンゴッド・サルム・オブ・デヴィッド・セラシー・ルールス・アス・オール帝王からのものである。悔い改めよ、そしてコーリー・ジーザス・クリスタス・クライストを早く合法化せよ。しなければお前たちの政府にはまた何が起こってもおかしくない状態になる。煙草政府。癌はジャーに気を付けよと警告している。ガンジャ・バム、与えれば与えただけ自分のものになる」(フジロック'99のパンフ)

森首相!手後れにならないうちに、はやくコーリーを合法化してください。それにしても先生の本名って長いですね。

「今日のショーはすごく良かった。神は完璧に仕込んでくれたんだ」

演出は神様です。神軍平等兵・奥崎謙三先生もそうおっしゃっていました。

「俺の一生がフェスだ。人類のフェスだ。人を幸せにするんだ」

説得力があります。勝新太郎先生もおっしゃいそうなお言葉です。

「 政府は俺が63歳だと思っている。俺は63なんかじゃない。俺は9歳だ。6と3は9」(以上SSTV documentary fuji rock festival'99)

確かに駄々のコネ方が9歳児並みです。いつまでも子供心を失わない素敵な爺です。

以上、http://undo-bu.hp.infoseek.co.jp/perryword.htmより


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神の声を聴け!!驚愕の週刊プレイボーイでのインタビュー全掲載!!!
LEE 'Scratch' PERRY Interview

週刊プレイボーイ 2008年8月18、25日号より転載
インタビュー/文:有太マン 通訳:ナイト“Iyah”彩子 写真:グレート歌舞伎町


―あなたの前世はなんですか?

LEE “SCRATCH” PERRY(以下LSP)―魚だよ。


―なぜ魚なんでしょう?

LSP―魚座だから。


―何の目的で音楽を創っていますか?それともそれは宇宙の必然なんでしょうか?

LSP―音楽は人々を喜ばせ、心地よくさせるもので、私は別名“Dr. FEELGOOD”という。だから私の任務は私の音楽の愛好家達を心地よくさせることである。音楽は愛と神と魂をレプリゼントする。全ての創造物は海からきていて、私の音楽も海からきているのだ。


―宇宙からではなく?

LSP―違う、海がすべてがコントロールし、海が創った地上から上にあるものは全部テレビみたいなものだ。これは大きなテレビ・スクリーンなのだ。


―だからあなたは魚だったんですか?

LSP―そうだ。そうでないものもいる。それは体外受精した人間達や、クローンで創られた動物で、人間が人間を創るというアイディアがロボットであり人間ではないのだ。


―あなたは何歳ですか?

LSP―72歳。7と2歳。


―どれくらいあと生きますか?

LSP―確かに私の中のプログラムは死に向かって設定されているが、自分の中にあるエネルギーを上手く使わないと死を早く引き寄せてしまうことになる。昔ジャマイカに私が持っていたブラック・アーク・スタジオにいた人間達は私のエネルギーと共鳴するものを持っていなかった。むしろ皆ドラキュラのように私のエネルギーを吸うばかりで、それでは私の命が縮む一方だったから、私はスタジオに火をつけた。人間にはエネルギーをSUCKしたりFUCKしたりする人達がいる。良いスピリットからは学ぶことがあるが、悪いスピリットは創造できずに侵蝕してくる。火はすべてを洗浄してくれるのだ。


―あなたは何度も来日していますが、日本ではいいスピリットに出会えますか?

LSP―私は日本が好きだ。日本人は私と同じような体のサイズで、私の人々だ。日本人は頭が良い人々だ。(ライターに火をつけて)私のスピリットは炎だ。仮にエネルギーを好きになれない人でも影は同じに黒く、悪いスピリットは元を辿ればローマ法王らのところに行き着くようになっている。自分のスピリットを綺麗なまま、自分の元に残すにはゴーストに頼るしかないのだ。


―1980年にポール・マッカトニーが大麻所持で日本で逮捕された時、あなたは日本の法務省に手紙を書いたそうですが、返事は来ましたか?

LSP―返事は来なかったが、彼は後に釈放されたから効果はあったのではないかと思う。特にポール・マッカトニーを好きなわけではなかったが、そうするようにとお告げがあったんだ。しかし私はBEATLESの本当のファンだ。私の一番好きな“LET IT BE”という曲は、人間の本当の正義について、人間が本来あるべき姿について歌っている曲だ。真理について歌っているんだ。


―マイケル・ジャクソンも好きですか?

LSP―彼がバカになる前までは好きだ。


―彼はいつからバカになってしまいました?

LSP―彼が新しい顔を手に入れようとしてからだ。彼は自分の鼻を嫌い、自分の肌の色を嫌った。神が創ったままの造形をもって生きないと、それは神を冒涜する行為となる。神を責め立てるような行為とも言える。成功する人間には大きな鼻を持っている人間が多いのだ。そもそも鼻は私達が息をする器官である。しかし、それでも彼の影はまだ黒いから、それは今も神が彼のボディガードとしてついているということだ。


―ボブ・マーリーさんとの思い出は何かありますか?

LSP―ボブは天使になることを選んだ。やつは良い男、良い人間だったが、選択を自分でしたんだ。


―今度中国でオリンピックがあります。

LSP―中国とはビースティ・ボーイズに誘われて、チベタン・フリーダム・コンサートに出てから相性が悪い。まだ正義について話すのが好きじゃない国で、日本とリンク・アップすれば良くなるのではなかろうか。そうすればあんな大地震も喰らわないかもしれないし、もっと清潔に、賢く、欲深くコピー商品を創るのも止めればよいと思う。オリンピックについては詳しくないが、もしそれが純粋にスポーツならば素晴らしい。もしそれがスポーツでなくビジネスで、そのビジネスも正面からの正直なビジネスはいいが、裏の見えないところでやるビジネスであるならば、良くないことだ。


―スポーツはお好きですか?

LSP―運動は好きだ。泳ぐのも、走るのも、人々にとって良いものが好きだ。


―アメリカに黒い肌の大統領が生まれそうなことはどう見ていますか?

LSP―あれはビジネスだ。裏の力に操作され、もし言うことを聞かなければ彼もケネディ大統領のようになるだろう。人を騙し、状況はもっと悪くなり、結果的には彼を支持した人達が後で泣くことになるだろう。後に黒人達を攻めるいい材料になるだろうし、あんなに笑う人間は信用できない。彼はまるで笑う俳優で、「OBAMA」と書いて「O」を抜いた「BAMA」はジャマイカ語で「ボマー」(爆弾魔)のことだ。ブッシュはオイルのためにイラクを侵略するテロリストだった。イラクに攻め入りフセインを殺し、次はイラン、北朝鮮と、白人的デマゴーグで全てをコントロールした。イランに攻め入るためにナチス・ドイツ軍のような戦力を欲し、中国と友好関係を築き、そこにロシアは入ろうとしない状況だ。


―それらを止めるためにあなたにできることは何ですか?

LSPー皆が私についてきてくれれば、大きな革命がおこせるだろう。私の音楽で奇跡も、雷も大雨もおこせるし、オバマよりも大きな爆弾もおこせるのだ。


―あなたにはその裏の力からのアプローチはないのですか?

LSP―ない。彼等は私が狂っていると思っている。


―あなたは狂っているのですか?

LSP―もちろん!


―あなたはセックスの達人であるとも聞きました。

LSP―その通り。


―セックスの達人のことを“セクスパート”と呼ぶとか。

LSP-人口は今増え過ぎて、食べるものに気をつけなければ、大きな力が人口を減らすための画策をしている。人口が増えそれだけ考え方が増えると、それらはコントロールできなくなる。人類は神の意志を理解しなければならない。子供は輪廻転生の賜物でありパワー溢れる存在であるから、きちんと正しい食、遺伝子を次世代へと伝えていかねばならない。私の子供には、ドイツの血の入った子もいて、彼等はウォーリアーとして育っている。


―“セクスパート”になるための秘伝を一つ教えていただきたいのですが。

LSP―エネルギーも、熱も、相手の内側にあるものが外に出るものである。外見だけで判断するのではなく、知性のある相手と関係を持てば遺伝子がいい反応をするし、その逆では自分のエネルギーですら半分以下になってしまうようなことがおこる。輪廻による良い娘、息子を創るのなら、知性のある関係を持つことが最善の策である。


―レゲエ界のゲイ差別に関してはどう思われますか?

LSP―ゲイというのは生まれ持って産まれる人もいることだ。ジャマイカ人がゲイを否定することは元々ネガティブな意志によることで、否定は否定を呼び、しかしそれは元々体にあるものだから最終的に否定できなくなる。ゲイの人々は愛情に溢れ、ファッションや金融、ビジネスの世界において才能を開花させる傾向にある。神が我等に与えたのは、愛と理解のはずである。


―死についてはどう思いますか?

LSP―死は奴隷制からのリリ-スである。もし生きている間が良くなければ、不平不満が多い死が訪れ、死んでからも苦しむ。いいように生きていれば、死がリリーフになる。しかし自殺は最悪だ。死はおのずとやってくるものであるから、それはまた元に戻るチャンスでもある。今が良くないのなら、やがて来る迎えを歓迎するくらいの気持ちでいるのがよいだろう。


―あなたは死んだ後どこに行くのですか?

LSP―次はここよりもいい世界が待っている。魚でも人間でもなくフォークを持った海王星人となり、人々に食物を与えているだろう。


―ところで、日本の若者から幾つかあなたに質問がきています。

お酒がやめられません。お酒を飲まないと仕事も手につきませんし、やる気がおきません。どうしたら、お酒といい付き合いができるのでしょうか?(26歳・会社員・C)

LPS―タイム(時間)をかけ、タイム(香草)を料理に使えば生きるタイム(時間)もよく使える。死は訪れる時に訪れるが、アルコールを飲み過ぎることは自分の死期を早めることだと自覚し、誘惑を断ち切ることが大切だ。自分に悪影響を与えるものから自分を断固として護る、誘惑に勝つことが。


―もう大麻は吸わないのですか?

LSP―もう吸わないとは言わないが、私は他の人間がしていることはしたくない。それが国を救うぐらいの大義があることならするかもしれないが、人とは違くありたく、大麻を吸うのは肺と喉に良くなく、少しずつでも死期を早めるものであるから、良くないことだと思っている。


―もう一つ質問が来ています。

 ズバリ、「人生」とは何でしょうか? リーさんの生き方を見ているとスケールが大きくて、憧れます。僕もリーさんのように生きるには、どうしたらいいでしょうか? アドバイスを下さい。(20歳・ミュージシャン・テツヤ)

LPS―人生そのものはリアリティである。欲望は誘惑である。それならば、健康、いい思考、いい人生、子供達にいいことを教えることの中毒になれば良いのだ。自分の子供に教えたいことだけをやっていけば良いのだ。


―昨晩フジロックのショウで、あなたの出番直前まで大雨で、あなたがステージに上がると共に雨も止んだと聞きました。温暖化も止めてもらえませんか?

LPS―最大の恵みは水からやってくる。他のものは邪魔になるかもしれないが、水は恵みである。私の力を信じてくれるのならば、私はいつでもお前を助けるために立ち上がる。


http://www.beatink.com/events/lee_perry09/interview.htmlより


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