吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

スパイラル呼吸法™講座548回「初級:埋もれた腰椎を引き上げる」

2021-01-20 12:59:59 | 美容と健康

スパイラル呼吸法™講座:第548回「初級:埋もれた腰椎を引き上げる」1月20日

スパイラル呼吸法で内なる神秘のヘビを昇華するには、骨盤底のブロックを解除して、埋もれた腰椎を引き上げる必要があります。それには背骨のS字カーブ、特に腰の流れを維持したまま前屈するのが有効です。

1)まずターダアサナ、直立姿勢で立ちます。

2)背中を丸めないで息を深く吐き出しながら前屈していきます。手の甲を腰に当ててみて、緩やかなカーブが維持しているのを確認してください。ここでなぜ手の甲なのかというと、手の平で触ると肩が詰まるからです。

3)腕を左右に伸ばして息とともに内旋・外旋を繰り返しながら前屈の角度を強めていきます。私はこのくらいが限界です。それ以上傾けると腰が丸まってしまいました。

重要なのはナーディ(気道)を開通してプラーナ(気)を流すのが目的なので、肉体のストレッチは無理にやらない方がよいです。逆にナーディがふさがってしまうことがあります。もっとも柔軟な人はもっと傾けても大丈夫です。ちなみにこれはタイタニックのポーズともいいます。

内なるヘビが昇華する度に体のエネルギーはどんどん高まります。細胞レベルで若返り、体と心のいろんな問題は消えていきます。金欠病も治ると嬉しいですね。

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吉田篤司


スパイラル呼吸法™講座547回「中級:シールシャアサナ」

2021-01-19 10:04:22 | 美容と健康

スパイラル呼吸法™講座:第547回「中級:シールシャアサナ」1月19日

ヨガの逆立ち、シールシャアサナにはいくつかバリエーションがあります。今回のはムクタハスタと言って、腕を伸ばして手の甲で支えます。

スパイラル呼吸法でナーディ(気道)の浄化が進むと、体は内側から動かすことができるようになります。すると24個の脊椎骨は滑らかに、ひとつずつ連続的に動作するようになります。

シールシャアサナの最中はスパイラル呼吸ではなくて、静かな呼吸でやります。息は止めてはいけません。また頭に強い圧がかかりますので、必ず厚めのマットを使ってください。私は厚さ1センチのを使っています。

ヨガを知らない人は「こんなことやったら頭を圧迫して体を悪くするだろ」と思う人がいますが、シールシャアサナをやって健康を損なったという人は、聞いたことがありません。ヨガの長い歴史がそれを証明しています。まあやり方を知らない初心者が転倒して事故を起こしたというのはありますけどね。だからやっぱりやり方が大切なのです。

1)頭頂をマットにつけて腕を伸ばします。手の甲をマットにつけます。

2)初心者はその状態で足を上げようとしますが、それでは上がりません。そこででんぐり返しするように背中のバランスを移動するんです。

3)すると足は自動的に浮かび上がります。上がらない場合は体の連続性がまだうまくできていないからです。ここで初心者は反動で足を上げようとしますが、絶対にいけません。事故のもとです。またそういうやり方でやると体に変な緊張が生じるので、せっかくのヨガが有害な行為になります。

4)足が浮かび上がった状態で少しの間、静止しましょう。そしてこのバランス感覚を楽しみます。

5)最後にゆっくりと足を上げてポーズ完成です。

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スパイラル呼吸法™講座546回「中級:ヴァシシュタアサナ」

2021-01-18 14:09:32 | 美容と健康

スパイラル呼吸法™講座:第546回「中級:ヴァシシュタアサナ」1月18日

このアサナ、女性は苦手な人が多いみたいです。体を鍛えるのに、とっても良いアサナなので、楽々簡単にできるように頑張ってください。たいへん気持ちがいいのです。

それでヴァシシュタは古代インドでトップクラスの賢者です。一族にはあのカウンディンニャもいます。昔はバラモンは優れた人物が多かったみたいですが、お釈迦様が誕生するころには堕落してきて、その傲慢さときたら国王ももはや黙っていられない存在でした。

そして一時期、仏教がインドの国教になりますが、バラモン教がヒンズー教に変わると再び勢力を挽回しました。ここでカーストの身分制度は厳しくなり、バラモンは過去の屈辱を二度と味会わないために、絶対的な地位と権力を握りました。

1)右手を床について、右足を壁につけます。左足はどこか適当なとこに置きます。そしてしっかりと体を支えます。へっぴり腰にならないで胸を張ります。

2)息を吐き出しながら左手をグルーッと回します。

3)そしてバーンと思いっきり反り返りましょう。超気持ちいいです。

4)次からがちょっと難しい。左足をつかみます。

5)そして足を高く引っ張り上げましょう。やはり胸を大きく開いてください。

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スパイラル呼吸法™講座545回「上級:ガーラヴァアサナ」

2021-01-17 10:35:52 | 美容と健康

スパイラル呼吸法™講座:第545回「上級:ガーラヴァアサナ」1月17日

スパイラル呼吸法でスシュムナー(中央脈管)のサイズが広がってくると高密度なエネルギー感が表れます。するとセンターバランスが変わるのですが、今まで簡単にできたアサナがやたらと難しくなったりもします。でも以前の状態はたとえできていても、表面上のものにすぎなく、今となってはまやかしだった感じがします。内部から動かすのがヨガのアサナです。

肉体の中心バランスが修正されると、これでようやくまともな人間になれた感じです。内面が静寂に満たされて余計な雑念が減っていきます。すると当然ですが日常の行動も変わってきますね。もちろん良い方向にです。

今回はガーラヴァアサナをやりましょう。このアサナは一癖二癖あるポーズで、最初はかなり戸惑いました。でも一旦やり方を見つけてしまうと、体のスパイラル・ルートがダイナミックに働いて、オートマチックで浮上します。

1)アームバランスの基本ポジションです。

2)左手で右足をつかんで大腿部につけます。

3)その状態で両手をマットにつけてスタンバイ。慣れないうちは左右の手の位置にたいへん戸惑います。

4)左脚を内旋しながら後方に伸ばしていきます。すると体の全体に強烈なツイストがかかります。凄く不安定な感じがしますがそれで正しいです。このアサナは直線的に伸ばしてしまうと、体の調子を逆に悪くします。

5)さらに脚を内旋して伸ばすと体は勝手に浮上します。

6)ここで体を絞り込むとバーンとポーズが決まります。

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スパイラル呼吸法™講座544回「中級:アームバランス」

2021-01-15 13:08:31 | 美容と健康

スパイラル呼吸法™講座:第544回「中級:アームバランス」1月15日

体を腕で支えて浮上する種類のアサナをちまたではアームバランスと呼んでいます。実際には体の筋反射作用と内部圧縮による働きなので、私としては中心バランスと言いたいところです。

今回の横足の鶴(パールシュヴァバカアサナ)は、アームバランスの入門的なポーズです。見ただけで「こんなのできるはずないじゃん」と思うかもしれません。私もそう思いました。でも遊び半分マネごとでやってみたら「えっ?できちゃったの・・・なんで?」ということになってしまったんです。

物事は見かけとは違いますからねえ。やっぱりやり方です。どんなに驚きの信じられない手品にも必ずタネと仕掛けがあるように、このアサナにはトリックがあるんです。

そのトリックとはテコの原理です。古代ギリシャのアルキメデスが発見したもので、当時は兵器に使われていました。でもさすがのアルキメデスも自分の体に応用することは知らなかったでしょう。ヨガのポーズ以外にはあんまり、使い勝手がなさそうですからね。

1)頭と左右の手をマットにつけて、つま先を立てます。これがアームバランスの基本ポジションになります。

2)足を左側に移動します。右脚の大腿部を左上腕に引っ掛けます。カンヌキのようにしっかりはめ込んでください。これがテコの支点になります。

3)両足を揃えて並べて、息を吐き出しながら右腕の支点に寄りかかります。慣れないうちはかなり辛く感じるかもしれません。コツがあるんです。手と脚の位置関係が大切なんです。位置をいろいろ変えてみて適当な場所を探してください。

4)するとテコの原理で両足は自動的にフワーッと浮かび上がるんです。努力感ゼロです。

5)両足上げで安定して10秒くらい維持できたら、もうこっちのもんです。手でマットを押し付けて頭を持ち上げましょう。ヨガ中級者ならできます。

6)上級者は腕を全開で伸ばして豪快に舞い上がりましょう。とてもスリリングでアドレナリンが吹き出しますよ。緊急事態宣言時にはこのアサナをやって体力増進、免疫力アップしましょう。

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