≪フォト俳句（２２８）≫ ① 藤の花 （外宮神苑勾玉池その他）

藤の昼膝やはらかくひとに逢ふ　桂 信子

　　　　　　池の風ほどよく藤の房ゆらす

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≪フォト俳句（２２７）≫ ⑥花水木その他（朝田寺）

水たたへ植田かがやく旅にあり 山口青邨

　　　　　堂裏の綺麗に掃かれ著莪の花

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≪フォト俳句（２２６）≫⑤牡丹園（朝田寺・松阪市）

白牡丹といふといへども紅ほのか　高浜虚子

　　　　　　牡丹園池の辺に来て息を抜き

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≪フォト俳句（２２５）≫④牡丹寺（朝田寺・松阪市）

絵馬によき手綱曳かせて春の寺 　原裕

　　　　　牡丹観る愉しみ前の仏間かな

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≪フォト俳句（２２４）≫③牡丹寺（朝田寺・松阪市）

まぶた重き仏を見たり深き春　細見綾子

　　　　　牡丹の香彩の剥げたる仏たち

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≪フォト俳句（２２３）≫②牡丹寺 （朝田寺・松阪市）

剥落を夢に癒さむ春菩薩 　林 翔

　　　　　　須弥壇の金色鈍き若葉寒

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≪フォト俳句（２２２）≫ ①牡丹寺（朝田寺・松阪市）

あらたふと青葉若葉の日の光 　松尾芭蕉

　　　　　　黙々と音たててゐる若葉かな　　

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≪フォト俳句（２２１）≫ 花水木 （伊勢市内）

真昼間の空を押しあげ花水木 　伊藤敬子

　　　　　紅白に咲かせモールの花水木

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