≪フォト俳句（１３９）≫ 花菖蒲 （外宮神苑 勾玉池④）

　花菖蒲さびしき色を集めたる 　深見けん二

　　　　　わが影のゆれてゐるなり花菖蒲

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≪フォト俳句（１３８）≫ 藤の花 （外宮神苑 勾玉池③）

藤房の盛り上がらむとしては垂れ 　鷹羽狩行

　　　　　浮舞台藤房越しにまぎれなし

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≪フォト俳句（１３７）≫ 楓の実 （外宮神苑 勾玉池②）

花楓われを泉へいざなへり 　星野麦丘人

　　　　　楓の実たれも見ずゆく吾の見る　

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≪フォト俳句（１３６）≫ なんじゃもんじゃ（外宮神苑 勾玉池①）

なんじゃもんじゃ芽ぶきてなんだかんだかな 細井啓司

　なんじやもんじや花名教へて笑ひあふ

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≪フォト俳句（１３５）≫ 躑躅 （岡崎駅）

紅つつじ花満ちて葉はかくれけり 　日野草城

　　　　　　岡崎駅西口閑と花つつじ

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≪フォト俳句（１３４）≫（桜 №7） 旧宇治山田中宿舎跡・小津安二郎②

宿舎より母の日傘を見送れる 　　西村和子

　　　　　初花や幼馴染のことをふと

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≪フォト俳句（１３３）≫（桜 №6） 船江公園・小津安二郎①

校庭の納涼映画裏から見る 　石原 透

　　　 密やかに五十の恋を余花の雨

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≪フォト俳句（１３２）≫ 母の日

　母の日ひとり珈琲にミルク咲き　　岡本 眸

　　　　　　母の日の花真ん中に夕餉かな

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≪フォト俳句（１３１）≫ 蒲公英の絮

　　　　父逝きし日よ蒲公英の絮とべば

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≪フォト俳句（１３０）≫（桜 №5） 八重桜・鯉幟 <宮川堤 ②>

満ち足らふことは美し八重桜 　　富安風生

　　　　　蒲公英やここ老画家の指定席

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≪フォト俳句（１２９）≫（桜 №4） 宮川堤 ①

風に川青ざめし遠桜 　　岡本 眸

　　　　　　　喧騒のやがて始まる朝桜　　　　　

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