≪フォト俳句（２１４）≫ ⑤馬酔木（外宮神苑 勾玉池）

来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり 　水原秋櫻子

　　　　　　神宮の苑の夕翳馬酔木咲く

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≪フォト俳句（２１３）≫ ④紅梅・桜 （外宮神苑 勾玉池）

さし交はし舞楽のごとし桜の芽　岡本眸

　　　　　　参道をリヤカーが行く朝桜

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≪フォト俳句（２１２）≫ ③紅梅 （須原大社）

紅梅を人の香よぎる日射かな　岡本眸

　　　　　紅梅や白木造りの社殿の香

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≪フォト俳句（２１１）≫ 山茱萸 （岡崎市内）

山茱萸へ押してかがやく乳母車　　黒田杏子

　　　　　 　山茱萸の黄の深閑と屋敷町

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≪フォト俳句（２１０）≫ ② 白梅 （等観寺）

師はときに遊べ遊べと梅日和 　岡本眸

　　　　　　　焼香のしんがりにつく梅の花

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≪フォト俳句（２０９）≫ ① 山茶花 （伊勢市内）

山茶花は咲く花よりも散つてゐる 　細見綾子

　　　　　山茶花の囲む更地や庁舎跡

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≪フォト俳句（２０８）≫ 金縷梅（満作）の花 （伊勢市内）

まんさくに滝のねむりのさめにけり　加藤楸邨

　　　　　金縷梅の枝の白さの余寒かな　

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≪フォト俳句（２０７）≫ アロエの花 （伊勢市内）

干大根細りきつたりアロエ咲き 　清崎敏郎

　　　　　　ベランダのアロエの花に名残雪

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