≪フォト俳句（１９５）≫ ①除夜篝（伊勢神宮外宮）

みそか月なし千とせの杉を抱あらし　松尾芭蕉

　　　　　　　　　神宮の薪積み上げて年用意

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≪フォト俳句（１９４）≫ イルミネーション（名古屋駅）

聖菓買ひしばらく他人と歩を合はす 　岡本 眸

　　　　　　　　　鳩笛を買ふ聖樹下の屋台店

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≪フォト俳句（１９３）≫ ④しだれざくら句碑・真間山弘法寺（千葉県市川市）

まさをなる空よりしだれざくらかな　富安風生

　　　　　落葉斯く掃かれてしだれざくら句碑

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≪フォト俳句（１９２）≫ ③矢切の渡し・野菊の墓碑（千葉県松戸市）

人黝く増えて渡し場枯深し 　　岡本 眸

　　　　　　　　　下総の四方に山無き葱畑

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≪フォト俳句（１９１）≫12/18 ②銀杏黄葉（柴又・帝釈天）

柴又へ通ふ渡しや蘆の花 　正岡子規

　　　　　　　　　黄落や君の手を吾がポケットに

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≪フォト俳句（１９０）≫ ①銀杏黄葉（皇居・増上寺）

凩に早鐘つくや増上寺 　　夏目漱石

　　　　　　　　　　東京に美しき季あり散銀杏　

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≪フォト俳句（１８９）≫ ⑤輪中農家・木曾三川公園（岐阜県海津市）

堤焼く焔の手結びて美濃輪中 　加倉井秋を

　　　　　　　　　枯芦や三川寄りて音のなき

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≪フォト俳句（１８８）≫ ④紅葉・木曾三川公園（桑名市）

　揖斐川の葦枯れたりし昼夜帯　　 伊藤敬子

　　　　　　　　　　赤すぎて拾ひし紅葉捨ててしまふ

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≪フォト俳句（１８７）≫ ③芦・木曾三川・治水神社（桑名市）

冬麗の大河一微の涸れもなし　 岡本眸

　　　　全景の芦暮れなづむ焚火かな

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≪フォト俳句（１８６）≫ ②黄葉・六華苑（桑名市）

松の間にまじる黄葉や十二月 　石田 波郷

　　　　落葉踏む音に黄の音紅の音

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