≪フォト俳句（２０６）≫ 商店街の犬（伊勢市内）

土手を外れ枯野の犬となりゆけり 　　山口誓子

　　　　　春雨や犬が寝そべる花舗の土間

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≪フォト俳句（２０５）≫ ③ 寄生木 （外宮神苑）

寄生木やしづかに移る火事の雲 　　水原秋桜子

　　　　　　　　　　青空に金の寄生木冴返る

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≪フォト俳句（２０４）≫ ② ゆり鴎 （外宮神苑・勾玉池）

ゆりかもめ白刃となりて吾に降り来 　大石悦子

　　　　　　　　ゆりかもめ群れ神の池鎮まらぬ

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≪フォト俳句（２０３）≫2/10 ① 鴨 （外宮神苑・勾玉池）

鴨の声昏るるに早き水の上　角川源義

　　　　　　　　　　神の守る勾玉池や浮寝鳥

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≪フォト俳句（２０２）≫ ⑧注連飾（伊勢市内）

女手に注連飾打つ音きこゆ　日野草城

　　　　　　　　　藁にほふ門の出入りや注連飾

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