田舎暮らしの翻訳者 (My way of learning English)

海外ドラマや音楽を通して英語を学んでいる技術翻訳者のブログです。タイトル通り、田舎暮らしです。

2010 吹上浜 砂の祭典 開幕!

2010年05月01日 | ローカル

今日は砂の祭典の初日。今年のゴールデンウィークは全般的に天候に恵まれそうなのですが、砂像を見るなら初日が良いかも...と思い、朝一番で出かけました。

Plate001

9時になってゲートが開き、中の砂像を拝めると思いきや、先頭の人たちがいっこうに中に入っていかないため、ゲート付近に人が集中しています。「何故進まないの?」不思議に思うと、なんと入り口付近でオープニングセレモニー。「さあ、砂像を見るぞ!」とはりきって来た客の一人としては、出だしでつまずいた気分でした。いきなり通行止めだもの。

Ceremony001

ゲートを過ぎて最初に目に入った砂像は、茶圓さんという砂像彫刻家の「ファラオ」という作品。なかなかリアルで、思わず唸ってしまいました。

Farao001

次は、楊歴東さんという彫刻家の「アブ・シンベル大神殿」が目を引きました。今年のテーマが「世界遺産・文化を巡る旅」ですから、このあたりはエジプトだったのでしょう。

Abusinberu001

「2010 吹上浜砂の祭典」という花文字を手前にして砂像を望むと、なかなかきれい。セレモニーでせき止められた人たちが一気に流れ込んだため、普通に撮影すると、あちこちに人が入り込んでしまい、砂像だけを撮影するのは結構大変でした。

On_flower001

今回のメイン砂像(最大級の砂像)はティカル神殿(市役所Aチームの作品)。下は正面左からと正面右からの写真です。

Tical001

Tical002

私が気に入った砂像は、ポンペイ遺跡。ジョウヘンタンさんという砂像彫刻家の作品でした。昨年もこの彫刻家の砂像には見とれましたが、今年の作品も素晴らしかった。

Ponpei001

裏側は人間が火山灰に埋まっていく光景を描いたもので、ちょっとギョッとしました。これから祭典に出かける人の楽しみを奪ってしまうといけないので、写真は掲載しないでおきます。

招待彫刻家以外の作品では、国内選手権大会砂像が数基ありました。広島の原爆ドームをモデルにした作品、オバマ大統領をモデルにした作品などが目を引きました。

Dome001

いつもながら、砂で出来たとは思えない作品の数々。見事としか言いようがありません。「機会があったら、作ってみたいなあ」と思っている間に10年以上経ってしまいました。

来場者は子どもの頃に砂場で遊んだ記憶が蘇るのかもしれませんね。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いよいよですね! (しぇと)
2010-05-02 06:19:34
いよいよですね!
どれもすごいですね
砂で出来たとは思えないことと
砂だからいつかは壊されてしまう(壊れて)・・・
壊れない限り保存できる彫刻とは違うところが
はかなくもありながら今しか見ることができないとこが魅力になってる
そんな気がしますね。
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その通りですね。砂の「はかなくもろい」イメージ... (翻訳者)
2010-05-02 22:41:59
その通りですね。砂の「はかなくもろい」イメージも一種の美的感覚なのかもしれません。同じ砂を使っても、作る人により様々な形に仕上がるところがおもしろいです。
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