田舎暮らしの翻訳者 (My way of learning English)

海外ドラマや音楽を通して英語を学んでいる技術翻訳者のブログです。タイトル通り、田舎暮らしです。

湿布薬で悲惨なことに...

2008年11月06日 | 健康・病気

それにしても今年はよく当たる年だこと...。

数週間前に、運動会の写真を整理していたら、親指のつけ根あたりがかなり痛くなった。1000枚以上もあったので、さすがに安物マウスでは手がもたなかったらしい。「マウス腱鞘炎」というものもあるようだし。

それで、自宅にあったモーラステープという湿布薬を貼った。日中は邪魔になるので、いつも夜寝る前に貼り、朝起きてしばらくしたら剥がすということを続けた。6、7回は貼っただろうか。

パソコン操作も控えめにしたこともあり、多少落ち着いたので貼るのを止めた。でも、先週の土曜日に掃除をしたとき、やっぱり親指が少し痛かったので、夜にモーラステープを貼って寝た。今考えると、止めておけば良かったと思う。

翌朝、手の痒みで目が覚めた。布団を冬用に代えたから、ちょっとムレたのだろうと思い、モーラステープを剥がしてみた。すると...。なんと、貼った跡がくっきりとわかるほど赤く腫れているではありませんか!

(上の写真は5日後のもの)

当初は、「ちょっと痒い」という程度だったが、夜中に突然痒くなりだし、痒みで目が覚めるようになった。火曜日になっても、水曜日になっても湿布薬の跡がくっきりとわかるので、医者に診てもらうことにした。

実は、このモーラステープ、パッケージの裏面にはこんな注意書きがある。

私は夜に貼っていたので、患部を光にあてていないつもりだったが、実は剥がした後も薬の成分が残っているため、光の影響を受けるとのこと。そのお医者さんは、色々な症例をしっかり把握している先生なので、かなり詳しく説明してくれた。

腰を痛めたときや、筋肉痛のときに気軽に貼れる湿布薬と同じ感覚でいたら、実はかなり怖いアレルギー症状を引き起こす可能性もある薬なのだと知った。私はさほど皮膚が弱い方だとは思っていなかったが、そんなの関係なかったらしい。

「光接触皮膚炎」というこの症状は、完全に治るまでかなり時間がかかることもあるそうで、これまでの例では、100日前後かかっている人もいるとのこと。「2、3日で治るかな」と思っていた私の考えは甘かった。ただ、私の場合は「軽い方」みたいなので、多少安心した。

両手を見比べて、「良く腫れているなあ」とため息をつく。手が痛いから、キーボードをたたく指もスムーズにはいかないし、ギターを弾こうと思っても、かなり違和感がある。

薬を使うときには、医者の指示にしっかり従うべきだと痛感した出来事だった。軟膏を塗りながら、早く治るように、ひたすら祈るしかない。腱鞘炎の方を治したかったのに、皮膚炎で悩むことになるなんて。便利な薬、身近な薬も気を付けなければいけない。みなさんも気を付けて。


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