田舎暮らしの翻訳者 (My way of learning English)

海外ドラマや音楽を通して英語を学んでいる技術翻訳者のブログです。タイトル通り、田舎暮らしです。

英語の文法書

2008年10月31日 | 英語力アップ

先日、中学校の英語の先生と話していたら、文法書の話になった。その先生は「Practical English Usage」を使っているとのことだったが、私が「Practical English Grammar」の方を薦めたら、「前に紹介されたことがあったけど、... Usageの方を買っていた。今度、探してみる」と前向きに話された。その数日後、娘が「先生、お父さんから紹介された本を注文したんだって」と教えてくれた。

A Practical English GrammarA Practical English Grammar
価格:¥ 1,918(税込)
発売日:1986-07-31

この「Practical English Grammar」という本は、私にとっては英文法のバイブルみたいなものだ。大学生の頃に買ったから、もう20年以上も経つ。教員をしていた頃、教材研究のときには、常に傍らにおいて、文法事項を調べていた。各品詞の使い方はもちろんだが、関係詞、受動態、仮定法といった英文のきまりの説明は、上達にもの凄く役に立った。何しろ、英語で書かれているので、例文も信頼性が高い。日本語で書かれた文法書は、用語だけ覚えて、肝心の英文が頭に入らなかったりすることもあったりする(不定詞、動名詞、関係代名詞、仮定法過去完了...といった用語は高校生がよく使うが、肝心の使い方は身に付いていなかったりするものだ)。

日本語で書かれた文法書にも良いものがあるのだろうが、英語にずっと関わってきた者としては、英語の文法書をお薦めする。説明文を読むだけでも勉強になるし...。

細かい英文法にこだわれば、だんだんと本質(コミュニケーションの道具としての英語)を見失っていくことも多いかもしれない。でも、英文法は知っていて損はない。頼りになる文法書は、困ったときに役立つものだ。

時々、子どもの英語のノートを見ると、誤った用例や語法を書き写していることがある。先生の信頼を失わせてはいけないので、「先生も勘違いしたんじゃないかな?」と言いながら、文法書や辞書の用例を子どもに見せる。私も「勘違い」をしてはいけないので、必ず原典がわかるようにしているつもりだ。ただ、「モンスターペアレント」の仲間入りをすると困るので、頻繁に指摘するのは避けたいところだ。

中学生向けの英和辞書も、子どもの普段の様子を見ながら選んでみた。

講談社ハウディ英和辞典 講談社ハウディ英和辞典
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2005-12

「わかりやすい中学生向け英和辞典」というものを探したことがなかったので、書店であれこれと迷ったが、色が強烈すぎず、見やすく、説明や例文がわかりやすい、という点で選んだ。最近の辞書は、派手な色づかいのものも多く、パッと開いて、「うわ!見にくい」と思うものもあった。中学生向けは情報量が多すぎても見づらいので、選ぶのがなかなか難しいものだ。


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