死の価値を定むるものは生であると思う。
しかして生の価値を定むるものは義務である。
死を軽んずるということは義務を軽んずるという事になる。
己れの為なすべき事を為して天にも地にも愧はじない人は、
死を見ること帰るが如くなるべきで、
これは古来の聖人君子の死方を観てもよく分る。
新渡戸稲造
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