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サンデーたかひろ

絵描き・ながさわたかひろの制作実況 “from Machida, Tokyo”

山形ビエンナーレ2018:4日目(9/8土)

2018年09月09日 | オレ新聞

週末のみ開催の山形ビエンナーレ。
文翔館3階、森岡督行さんの展示「畏敬と工芸」が素晴らしい。
参加しておいてなんだが、今ひとつピンとこなかった山形で芸術祭という意味が分かったような気がする。
用意された豆本の購入をオススメしたい。

解体保存されていた石蔵を移築して新たに建てられたという多目的施設〈gura〉では、ナカムラクニオさんの展示。
既存の書籍にナカムラさんお手製のブックカバーが掛けられ、販売されている。値段は500円〜 や、安い!
陶器の包み紙として海を渡った浮世絵みたいなものかな。
絵の具の物質感を手に感じながら読む本。なんという贅沢!

 

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山形ビエンナーレ2018:3日目(9/7金)◎

2018年09月08日 | オレ新聞

9月の週末のみ開催の山形ビエンナーレの第2週目。

メイン会場である〈文翔館〉は大正5年に造られた山形の旧県庁舎だ。

ここは開場時間が他よりちょっと早く、9時オープン。
僕のところは11時で、始まっちゃうと居ずっぱりになるので、その前に文翔館を見に行くことに。

荒井良二さんの展示空間は隣接する議場ホールで、3人の“ヨーナ”が迎えてくれる。
「家にあるそんなに必要でないけど、なんとなく置いてあるもの、なくてもいいんだけどしまってある(手の平に入る)もの」を持っていくと、ヨーナが作るお守りのような人形と交換してもらえる。

12会場を巡るスタンプラリー。制覇すると「山のヨーナ」缶バッジももらえる。
…ので、僕の展示場所も人が途切れることがないのだけれど、作品には目もくれずスタンプだけ押して出て行く人、多し。こりゃ鍛えられそうだ。。

 

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9/4火-5水「ヤクルト vs 中日/20-21回戦」+… ◎

2018年09月07日 | オレ新聞

9/4火、ヤクルト-中日の20回戦。
じつはこの試合、チケットを購入していたにもかかわらず行かなかった。台風接近の荒れた天気、中止とふんだ。
ラジオでは「今日は早く帰宅しましょう」と言っていたし、かりにもし、こんな日に試合するプロ野球ならもう終わってる!と居直った。
しかし試合は決行され、ヤクルトがミラクル勝利。テレビの前でガッツポーズしながら自分の判断を悔いた。

翌日、21回戦は当初から予定通りのテレビ観戦。青木と雄平の2発で勝利!
こりゃ描かなきゃだ。同一カード三連戦で「オレ新聞」1枚と決め、6日を迎える。
北海道で地震発生。結果こういう絵に。地滑りに飲まれた家屋をテレビで見て呆然とした。

 

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山形ビエンナーレ2018:2日目

2018年09月03日 | オレ新聞

山形市七日町〜旅籠町周辺に点在する展示場所前には、ピンク色のバッチをつけた学生スタッフが配されている。中には高校生ボランティアの姿も。
何か楽しいことを期待してるのかな〜と思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
壁に絵が飾ってあるとはいえ、言ってしまえば、パッとしないオッサンがA4ぐらいの小さい紙に向かって淡々と絵を描いてるだけの空間だ。
ライブペインティングとかいうものでもないし、机上の作業ゆえ躍動感もない。
お客さんは興味なければすぐに立ち去れるわけだが、彼らスタッフはずっと居続けなければならない。
自分なら逃げだすと思う。本当に申し訳ない。。

僕がいる郁文堂は中央のみ板の間になっているので、絵を見るときは靴を脱がねばならない。
半数の大人は靴を脱ぐことなく、遠目で見ていく。子供は上がってきてゴロゴロしている。
靴を脱ぎ、近くで見てみよう、そう思ってもらえる絵を描かなきゃだな。。

 

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山形ビエンナーレ2018:初日

2018年09月02日 | オレ新聞

『根岸吉太郎に褒められたくて』完成!

展示会場である郁文堂書店の下見に訪れたとき、東北芸術工科大学で根岸さんとお会いすることができました。
そのとき、お写真を撮らせていただいて、アルミ版にカキカキ。今回は、リトグラフです。


製版・刷りは版画工房〈カワラボ〉にて ed:10

 

郁文堂書店のある通りは、かつて映画館が並んでいたことから〈シネマ通り〉と呼ばれており、僕も中高時代は毎週のように通ったところです。

この通りにあった旭座で見た「探偵物語」が初めて見た根岸作品で、小学生のとき。
次の監督作は僕が中学のとき。渡辺淳一原作の「ひとひらの雪」ですが、これは中坊は見ちゃいけない映画… シネマプラザという映画館でした。
その次の「ウホッホ探険隊」と「永遠の1/2」は、同じ町内にあったスカラ座で観ました。
その後、上京。…から25年、3館とも今はもう跡形ナシ。。

思い出の場所で、山形ビエンナーレを主催する東北芸術工科大学の理事長を務める根岸吉太郎監督「に褒め」てもらえたら最高!
そんな思いで乗り込んだ山形の初日です。

開場前、朝イチに贈呈式(!)を行い、その場でコメントを書き入れていただきました。

根岸さん、ありがとうございます!

 

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