やってみたい好奇心は衰えず

すぐに忘れるので書けるだけ書くことにした。

潮岬ツーリング 復路

2007年11月25日 | ツーリング

出発の時間、朝9時で気温は10℃以上ある。
昨日とは打って変わって暖かい。天気予報も当たるもんやわ。
さすがにオーバーパンツはやめた。
それでも若干暑い。

今日のスタートは樫野崎。
潮岬灯台のある半島と、樫野崎のある紀伊大島とは橋でつながっていた。大阪の大運橋のようにグルグル巻きなのでバイクで走るのはオモロかった。
樫野崎は100年以上前、トルコ軍艦が遭難した時、地元の人が乗員を救助したことで有名。
今も、樫野とトルコの友好関係は続いており、トルコ人の日本人への印象は良いらしい。

樫野崎灯台は登ることができたので、記念に連れも一緒に写真に残しておいた。


駐車場から灯台に向う途中に見える海は青い空よりも碧く綺麗だった。

本州最南端を堪能したので、帰路につくことにした。
帰りはひたすら海沿いの42号線を走る。
串本→周参見→日置→白浜→田辺→南部→印南→御坊 
休憩なしで一気に走る。
海風が気持ち良い。
太陽の光も最高!
最高のツーリング日和となった。

御坊で42号線沿いに海産物の大きな店があったので、お土産を買うことにした。
特に目を引いたのは真いわしの一夜干し。
いわしの綺麗な銀色が残った干物で珍しい。
値段もビックリ!
10匹入りで、小が100円!大が180円!
ホンマかいな!?
それを2つずつだけもらおうと思っていたら、
店のおばちゃんが「1000円買ったら、1回抽選できるよ!」
なんだか優しくて良い波動を感じる言葉に素直に従うことにした。
サバとサンマの干物を加え丁度1000円に。

福引所には、並んでいるのかどうかわからない位置に立っている人がいたので、「並んでますか?」って聞いたら、さっと入って「並んでます。」ということ(ガックシ)。仕方なく待つことに。
その人は3000円の買い物で3回抽選を主張していたが、「3000円は2回なんです。」との説明を受けて、渋々2回抽選したが、2回ともハズレのようだった。

やっと僕の番が来て、ガラガラを回す。
1回まわしたが、何も出ない。
「もっとゆっくり!」と教えてもらって、まわす。
2回目も、何もでない。
「もっともっとゆっくり!」と言われて、思わず笑ってしまった。
3回目は、ホンマにゆっくりまわした。
そうすると、黄色い玉が出てきて、カラン!カラン!カラン!と恥ずかしいぐらい大きな音のハンドベルが鳴った。
「あたりーっ!2等です!!」の声も超でかい!
何がなんだかわからず、中に案内されて、イケスの中の鯛が当たったと聞いて、やっと事態が飲み込めた。

なんと!
3000円以上する天然鯛が当たったのだった!
で、でかい!
50cmぐらいある!

助言をしてくれたおばちゃんにお礼を言って、当選者の名板の前で一緒に写真を撮ってもらった。

名前は静子さん、この店で20年働いているとのこと。
開店当初から働いているおばちゃんから大きな運をもらったわけだ。
むっちゃ嬉しい!

店の名前は「はし長」、今日が20周年のイベントだった。

その後、気分良く走るも、バイクの後ろの発泡スチロールの箱2つが目立つ。
バイク便みたいで僕の美的センスに訴えるものがあったが、運をもらったことが嬉しかったし、持って帰って食べるイメージの方が少しばかり強かった。

大阪に入ってから、阪神高速湾岸線に乗った。
帰りに連れの家に寄って、2時間ぐらいで用事を済ませ、帰路についた。

午後8時20分。ようやく到着。

まずお風呂~。
次は待望のお刺身~。
大きな天然鯛の刺身は、大好きな純米酒「玉乃光」にピッタリ。
今回のツーリングの最高のエンディングとなった。

感謝感謝! 

 

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潮岬ツーリング 往路

2007年11月24日 | ツーリング

23日午前7時50分、気温8℃、昨日から冷え込んでいて、北日本の日本海側は11月史上最高の大雪。

気温回復の兆しはあるものの、まともに風にさらされるバイクツーリング。
防寒対策は常識。
下はアンダーパンツ、Gパン、オーバーパンツ、
上はTシャツ、セーター、シンサレートインナー付の冬用ダイネーゼライダージャケット、
手は冬以外は中が蒸れて臭くなる真冬用グローブ、
と重装備で出発した。

少し走って思ったが、全然寒くない。
行き過ぎた装備かと思ったが、良い感じで乗れているので、良しとした。

9時に中央環状の東大阪で待ち合わせて、堺市、橋本市から龍神を超えて、田辺市に抜け、潮岬を目指すコース。
走ってみた後でわかったが、家を出てから約300kmの道のり、くねくね道が多く、経験したことのない長時間ツーリングとなった。

310号線から371号線に入って、橋本市街を抜けると林間ワインディングロードが始まった。
楽しいダンスタイムのスタートと同時に心が躍るが、落ち葉を踏んで滑らないように、冷静に路面に気にしながら、丁寧にカーブを攻めていった。
途中、綺麗なもみじが続くので、ちょっと休憩。

今年は紅葉が遅かったが、かえって良い景色に出会えラッキーだった。


龍神温泉を越えて、十津川方面への分かれ道を越えると、道端に白いもの。
よく見ると、雪!
この辺は想像はるかに越えて寒く、重装備でスタートした自分をハグしてやりたい気持ちだった。

お腹も空いてきたら、ちょうど喫茶店があった。
そこで、シーフードカレーとホットコーヒーを腹に入れた。
味はまあまあだったが、店員はかなり親切だった。
お店の名前は完全に忘れてしまった。

371号線でこのまま海に抜けるのはきつそうだったので、県道29号線、国道311号線にルートを変え、やっと町らしいところに出た。
紀伊田辺市だった。
田辺は学生時代に何度か来た時より少し道が良くなった程度で大きな変化はなかった。
道も込んだいてなかなか前に進まず、なんとも言えない懐かしさがよみがえってきた。

白浜を抜けるまでに時間がかかってしまった。
日暮れまでに潮岬に着きたい一心で、休憩もろくに取らず、42号線を南に走った。

串本の手前で夕暮れを迎えた。
あまりに綺麗なので、バイクを止めて、写真を撮った。

宿について、まずお風呂。
冷えた体を温めて、それから飯。
ちゃんとお刺身もついた夕食で、連れとビールで乾杯した。
むっちゃおいしかった。うれしかった。

翌朝、昨日とは打って変わって暖かい晴天。
あまりの暖かさに、関係は無いが本州最南端を意識した。

宿からは海が一望でき、なんとも贅沢な景色だった。
ここまで来たから得られたものは大きい。

 

 

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