やってみたい好奇心は衰えず

すぐに忘れるので書けるだけ書くことにした。

潮岬ツーリング 往路

2007年11月24日 | ツーリング

23日午前7時50分、気温8℃、昨日から冷え込んでいて、北日本の日本海側は11月史上最高の大雪。

気温回復の兆しはあるものの、まともに風にさらされるバイクツーリング。
防寒対策は常識。
下はアンダーパンツ、Gパン、オーバーパンツ、
上はTシャツ、セーター、シンサレートインナー付の冬用ダイネーゼライダージャケット、
手は冬以外は中が蒸れて臭くなる真冬用グローブ、
と重装備で出発した。

少し走って思ったが、全然寒くない。
行き過ぎた装備かと思ったが、良い感じで乗れているので、良しとした。

9時に中央環状の東大阪で待ち合わせて、堺市、橋本市から龍神を超えて、田辺市に抜け、潮岬を目指すコース。
走ってみた後でわかったが、家を出てから約300kmの道のり、くねくね道が多く、経験したことのない長時間ツーリングとなった。

310号線から371号線に入って、橋本市街を抜けると林間ワインディングロードが始まった。
楽しいダンスタイムのスタートと同時に心が躍るが、落ち葉を踏んで滑らないように、冷静に路面に気にしながら、丁寧にカーブを攻めていった。
途中、綺麗なもみじが続くので、ちょっと休憩。

今年は紅葉が遅かったが、かえって良い景色に出会えラッキーだった。


龍神温泉を越えて、十津川方面への分かれ道を越えると、道端に白いもの。
よく見ると、雪!
この辺は想像はるかに越えて寒く、重装備でスタートした自分をハグしてやりたい気持ちだった。

お腹も空いてきたら、ちょうど喫茶店があった。
そこで、シーフードカレーとホットコーヒーを腹に入れた。
味はまあまあだったが、店員はかなり親切だった。
お店の名前は完全に忘れてしまった。

371号線でこのまま海に抜けるのはきつそうだったので、県道29号線、国道311号線にルートを変え、やっと町らしいところに出た。
紀伊田辺市だった。
田辺は学生時代に何度か来た時より少し道が良くなった程度で大きな変化はなかった。
道も込んだいてなかなか前に進まず、なんとも言えない懐かしさがよみがえってきた。

白浜を抜けるまでに時間がかかってしまった。
日暮れまでに潮岬に着きたい一心で、休憩もろくに取らず、42号線を南に走った。

串本の手前で夕暮れを迎えた。
あまりに綺麗なので、バイクを止めて、写真を撮った。

宿について、まずお風呂。
冷えた体を温めて、それから飯。
ちゃんとお刺身もついた夕食で、連れとビールで乾杯した。
むっちゃおいしかった。うれしかった。

翌朝、昨日とは打って変わって暖かい晴天。
あまりの暖かさに、関係は無いが本州最南端を意識した。

宿からは海が一望でき、なんとも贅沢な景色だった。
ここまで来たから得られたものは大きい。

 

 

コメント
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