やってみたい好奇心は衰えず

すぐに忘れるので書けるだけ書くことにした。

ニセモノ

2009年09月27日 | 日記
ウェイトを減らすため、近所を高速ウォーキングしている。

高速なんだが、自然観察には余念が無い。

3日ほど前に、珍しくハラビロカマキリを見つけた。
この種は木の上にいることが多いのだが、低木のツツジの上で捕食の機会を狙っているようだった。
次に見つけたら、庭に放すように持って帰ろうかな。。。


歩いてるとホントいろんなものが目に入る。

モンシロチョウが飛ぶ季節だが、よく見ると蝶ではなく蛾の触角を持っているものが飛んでいる。
羽ばたいている様子は全くモンシロチョウだ。

どうしてわかったかと言うと、この季節ハギの種がくっつき虫のようにやっかいだが、その種につかまってるのを良く見てみた。
すると、「黒く太く蛾の触角になってるではないか。」

これは蛾やな~。


見たこと無いので調べてみたら、
名前は、ウスバツバメガという蛾だった。

止まってると、違いがわかるが、飛んでる様子は区別がつかない。

しかも、大量に飛んでるので気持ちが悪い。
モンシロチョウの飛ぶ季節に良く似た蛾が同じように飛ぶ。

ややこしいニセモノだ。


そうそう、
前の文章で三角のくっつき虫の種を付けるハギと書いたが、
これもニセモノ。

ハギに良く似た雑草。

その名はアレチヌスビトハギ。
通称ニセハギである。

このニセモノ、スゴイ繁殖力で、散歩道の両側から生えて、
歩道が狭くなるほどだ。

この種子に触れると、ものすごい力で衣服にくっつく。
剥がすのにも一苦労だ。


先ほどの蝶もそうだったが、ホンモノに良く似たニセモノは数が多い。

この話、どこの世界にもよくある話だ。


似て非なるものを見分ける力


大事な能力だ。

コメント
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