gotoトラベル秋2020
淡路にわたる前は、神戸の舞子公園にも。
米からの誘いの中国排除策には乗らず、参加を見送りにしたことは
今後の微妙な立ち位置のこともあるのでしょう。
従来のアメリカとは違って、トランプのアメリカは
貿易にしても、自由貿易の安定した取り決めとかルールを
御破算にしたような、バイの会談に持ち込むといった、不確定要素が
目立ち始めても来ている。
それに大統領選のゆくえのこともある。
中国は自由貿易の今までの恩恵を肌身に
感じてきている成長ぶりだ。
もう一つの『防疫』という側面では
不透明なままでは済ましては欲しくないというところも
抱えている。
国際社会の見る眼もそこらへんに注がれている。
同時に民主主義への価値観の違いも、香港にみられるような
強圧ぶりも見せつけられては、アメリカが憤慨するのと
同様に、日本としても、憂えざるをえない。だからといって、
経済的には、戦略的互恵関係で結ばれてきており、
そう簡単に中国と角を突き合わせてしまう訳にもいかない、
いわば、経済的には一体化にちかい態様ではある。
であるからして、対中国包囲網とあからさまにアドバルーンの上がってしま
われるような、こういう会合には、慎重さが
ささやかれたのでしょう。
軍事的にも、さきの、ゴルバチョフとレーガンとのあいだで
かわされて、はじめられたというINF中距離核戦力全廃条約を
一方的に破棄したというトランプの
予測しがたい経緯も見せつけられてもいる。
日本にとっては、核の傘を頼りながらも、
アンビバレンツな
核に対するアレルギー。
憎悪といってもいい。
この条約に縛られることのない参加していない中国の方は着々と、
その枠外で核軍備をすすめている。
とにかく、軍備予算の増額はあきらかであるのに、
つまびらかでない中身の内容。
北朝鮮も同様に、
それらの不確かさは、国際社会の、
監視の的であることに
変わりがない。
自由貿易の旗をふることをから、保護主義の旗を振りだしたアメリカを
横目にみながら、
日本としては、ここは、日英同盟ではないけれど、
今一度、共通のルールづくりや、
国際機関からの協力、協調から、離脱するような
アメリカとは距離をおいて、けん制する意味でも
英国と協力して、中国に向き合うのも
必要ではないのかと。有りではないのかと。
習近平、共産党指導部、理解できることは
一つもありませんが
5Gではアメリカ、中国双方からの踏み絵にちかい選択も迫られたりと。
そんなこんなを紙面から。
新冷戦の意味をなんとなく。