トトヤンの家庭菜園

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昨日の放送「御進講メモ」感想

2023-08-08 19:18:22 | 学び





通常考えられる以外のルート
上がってくる情報を信頼するだけでなく
御進講という、
もう一つのチャンネルで
特に欧州フランスに暮らしていた元外務官僚の松田道一氏への
質問(御下問)で検証を繰り返されていたことを裏付ける証拠の数々。
興味深く視聴。
昭和天皇の、皇太子時代の欧州訪問
第一次大戦の惨劇地ベルダンを訪ねられるなどの映像。
まさか、後にご自身が自国の惨憺たる焼け跡を目にするとは、思ってもみなかったはず。
分割統治されることなく終戦。国体護持の文言はどこにも見当たらないとはいえ
中立国(バチカン含む)との関係構築を開戦と同時に模索していたという
資料の数々には、驚きというよりか、すこしく違和感もないではないのだが。
最終、加藤先生の分析に納得、アメリカの穏健な和平を追求する人脈に
望みを託してみる道を、松田道一の御進講を通じて昭和天皇は
模索していかれたことを、そして、その果てに東郷と、鈴木貫太郎らとの
終戦決断。その後の数々の英断。
陸軍のクーデター騒ぎをも乗り越えての御聖断。玉音放送。
近衛文麿が訪ソに望みをかけていたことに相反して
松田道一氏のほうは、まったく、無駄なことというスタンスで笑っていたことなど。そういう松田氏にしても軍閣僚と同じく同盟国のドイツの力をあまりにも過信していた落ち度においては同じ。大島大使と変わらない。
そして、松田氏は敗戦の翌年に亡くなられてしまわれる。印象深く番組視聴。

備忘録視聴ブログとして記します。



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