介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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公共交通の政策の違い

2007-06-27 21:59:58 | 経済
朝テレビで
富山市の新しい市電の試みの話を見た。

東京などへの大都市圏の人口が増加し
過疎地の人口は減少する。

鹿児島県内でも
新幹線の通る地域に人口が集まり
大隅半島などは人口は減り
公共交通はさらに撤退している。

富山市の試みは
利用客の減ったJRを廃止するのではなく
新しい車両を投入し、便数も増やすことによって
車に変わる役割を復活させている。
自動車免許を返上した高齢者にはパスが与えられる。

鹿児島の過疎地へ
毎週介護のために通う家族がおり
彼女は自家用車がないのでバスを乗り継いでいるが
大型バスは便数が減り
またがら空きという悪循環だ。

利用する高齢者という視点は鹿児島にはない。
民間企業にお願いし、当座をしのごうというスタンスだ。

富山市の政策の優れたところは
利用者のニーズに応えるという交通政策のみならず、
地域振興という視点も併せ持っていることだ。

今朝テレビでみた富山市の路線は
昔、富山港線といって、私が高校のころ3年間乗った路線だったので
余計なつかしく、また富山市長の交通政策に関する構想を聞き
誇らしいようなそして地方政治のリーダーシップの違いのようなことを
痛感した。

今朝も
雨のため大学へ通うJRは一時不通だった。
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