【集落研究はこれで最後です】
奄美大島の南端にある加計呂麻島(かけろまじま)の30ある集落の
高齢者の生活をみてきました。
今日は、その最終回で花富(けどみ)です。
このシリーズでは、
種本は、鹿児島国際大学のチームによる2004年秋の訪問調査(代表:小窪輝吉先生)の結果をまとめた報告書(2006年3月)を使っています。
花富集落のインタビュー記録は、pp.160-161です。
写真は、海に面する集落の写真で、
奄美・加計呂麻島なんでもありBLOG
の 2008年7月29日の記事からお借りしています。
【高齢化率73%】
この集落の人口の推移をみてみます。
昭和43年 67世帯 315人
1990年代後半 48 87
2004秋 45 75
2008年4月 43 63 *カケロマ・ドット・コムによる。
2004年で、65歳以上の高齢者は55人。高齢化率は73.3%に達する。
男性 21人に、女性 34人。
高齢者世帯は37世帯で、
その内訳は、
一人暮らし世帯 13
夫婦のみの世帯 16
子供と同居世帯 8
となっている。
【高齢者の暮らし】
花富集落は、(芝集落とともに)高齢者全員を対象としたアンケートが実施された集落で、その結果は、このブログで紹介しました。
以下は、上記報告書から。
○ 農業は自給用がほとんど。1人だけ野菜の苗を生産している。
漁業は趣味程度。
商店 1軒(日用雑貨)
建設会社 1社 従業員:6人
○ 元気な高齢者は散歩、畑仕事、釣り、ゲートボールなど
中には、病院やデイケアに通っているものも。
○ 集落の人は、困ったときには日曜大工をしてあげたり戸締りをしてあげたりして協力し合っている。
家々でする伝統行事が残っていて、祭りのために作った餅やてんぷらなどを病弱な高齢者におすそ分けしている。
一時的に病気になったりした時は食事を作ってあげたりしている。
*これで30集落を終わりました。
次回以降、まとめとして、アンケートの自由記述の紹介などを考えています。
奄美大島の南端にある加計呂麻島(かけろまじま)の30ある集落の
高齢者の生活をみてきました。
今日は、その最終回で花富(けどみ)です。
このシリーズでは、
種本は、鹿児島国際大学のチームによる2004年秋の訪問調査(代表:小窪輝吉先生)の結果をまとめた報告書(2006年3月)を使っています。
花富集落のインタビュー記録は、pp.160-161です。
写真は、海に面する集落の写真で、
奄美・加計呂麻島なんでもありBLOG
の 2008年7月29日の記事からお借りしています。
【高齢化率73%】
この集落の人口の推移をみてみます。
昭和43年 67世帯 315人
1990年代後半 48 87
2004秋 45 75
2008年4月 43 63 *カケロマ・ドット・コムによる。
2004年で、65歳以上の高齢者は55人。高齢化率は73.3%に達する。
男性 21人に、女性 34人。
高齢者世帯は37世帯で、
その内訳は、
一人暮らし世帯 13
夫婦のみの世帯 16
子供と同居世帯 8
となっている。
【高齢者の暮らし】
花富集落は、(芝集落とともに)高齢者全員を対象としたアンケートが実施された集落で、その結果は、このブログで紹介しました。
以下は、上記報告書から。
○ 農業は自給用がほとんど。1人だけ野菜の苗を生産している。
漁業は趣味程度。
商店 1軒(日用雑貨)
建設会社 1社 従業員:6人
○ 元気な高齢者は散歩、畑仕事、釣り、ゲートボールなど
中には、病院やデイケアに通っているものも。
○ 集落の人は、困ったときには日曜大工をしてあげたり戸締りをしてあげたりして協力し合っている。
家々でする伝統行事が残っていて、祭りのために作った餅やてんぷらなどを病弱な高齢者におすそ分けしている。
一時的に病気になったりした時は食事を作ってあげたりしている。
*これで30集落を終わりました。
次回以降、まとめとして、アンケートの自由記述の紹介などを考えています。
次のシリーズを期待します。