介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第2980号 修士課程の高齢者福祉学は順番に報告

2009-06-15 21:56:10 | キャンパスの四季
【事前の準備】
Nさんは、このカテゴリをお読みの方はすでにご存知かと思いますが、視覚障害で目がぜんぜん見えない。

今日は、Nさんがパソコンで入力した資料をあらかじめ私が読んでおいて、私が音読し、随時、Nさんがコメントを加える、という発表にするとの下相談をしました。

中国からの留学生にもわかるようにコメントを加えていくことをお願いする。
もう一人の日本人院生のShangさんにも、鹿児島の事情などのコメントをお願いしました。

【老人福祉施設のこと】
Nさんの資料は、老人福祉法と介護保険法に基づくサービスの概観です。

○ 老人福祉論と介護保険法の関係

○ デイ・サービスとデイ・ケアの違い

○ 養護老人ホームの実態

○ 「軽費」老人ホームの性格

○ 老人保健施設

○ ショートステイ

*最近、私が鹿児島市周辺で見学した施設の事情などを話しました。

【視覚障害者への教材】
勤務する大学の図書館には点字の本があるが、例えば、介護保険法の条文の点訳などはないとのこと。
パソコンで検索した条文を音声変換で聞くことはできるが、やはり「字で読む」ことで知識を確かめたいと。

私は、さいわい講義などの実際のノルマが少ないので、毎週月曜と、金曜の4時間目をNさんとの特別勉強会にあてることを決めた。

【講義はまとめの段階へ】
あと、5週ほどなので、研究テーマについて、毎回1人ずつ発表して、討論するというスケジュールを確認しました。

*写真は、鹿児島中央駅で市電を待つ。21時ごろ。
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