今日、1月22日、15:00~17:00、学内において、勤務する大学院のシンポジウムが開催されました。
「鹿児島国際大学大学院福祉社会学研究科
創設10周年記念シンポジウム
―大学院に学んで―」
です。
【博士論文】
2010年3月に博士号を授与された5人のうち3人がシンポジストです。
大山朝子 「方面委員制度とエルバーフェルト制度の連繋に関する研究
―大阪府方面員制度源流考論―」
田原美香 「介護予防を意図した地域リハビリテーションに関する研究
―地域間ごとの融合性―」
山下利恵子 「ドイツ介護保障の構造的研究」
【大学院に学ぶとは】
この3人の博士論文のうち、2人については論文審査の副査であったし、残りの方も論文発表会などでその内容は詳しく聞いています。
最初に、研究科長の田畑教授から、博士論文の審査は、内部の2名のほか、外部の2名による審査を経ているので、厳正なものであるとのコメントがありました。
今日は、博士号を授与されて、教育・研究の場にある3人が、1年過ぎた今、これまでの研究を振り返りながら、後に続く人たちへのメッセージを重点とした発表が中心となる内容でした。
【動機】
3人について、詳しいことは省略しますが、それぞれ、学ぶことへの強い動機をもった方々です。修士課程での2年と博士課程の3年、合わせて5年間を論文作成に投入している。2人については、修士課程と博士課程の間に時間があった。(修士課程は10年目に始まったが、博士課程は4年前に創設されている)
【終わってみて】
特に博士課程の3年間は、「1日1行しか書けない日もあった」ように格闘の日々を送っています。
1年たった今、それまではただ膨大な先行研究に立ち向かう日々だったのが、「この論文はこういう点がおかしいな」ということが見えるようになったという。さまざまな研究グループに1人の研究者として向かう機会が増えて、確実に研究力がアップしているのですね。
【後輩たちへ】
自分にとってのテーマは何か。一つのテーマとある期間向き合うことの重さ。
その問題の本質は何なのか。
自分の弱さとも向き合う日々。
大学院時代の研究生活は孤独だが、同じ立場の同期生たちの存在が励みになってきた。
「学問に王道なし」と、古来言われる通り、自分が苦しんできたことは、諸先輩も乗り越えてきたのだ。このように考えることができて展望が広がる。
*写真は、壇上に大山、座席は田原、山下の各氏。
「鹿児島国際大学大学院福祉社会学研究科
創設10周年記念シンポジウム
―大学院に学んで―」
です。
【博士論文】
2010年3月に博士号を授与された5人のうち3人がシンポジストです。
大山朝子 「方面委員制度とエルバーフェルト制度の連繋に関する研究
―大阪府方面員制度源流考論―」
田原美香 「介護予防を意図した地域リハビリテーションに関する研究
―地域間ごとの融合性―」
山下利恵子 「ドイツ介護保障の構造的研究」
【大学院に学ぶとは】
この3人の博士論文のうち、2人については論文審査の副査であったし、残りの方も論文発表会などでその内容は詳しく聞いています。
最初に、研究科長の田畑教授から、博士論文の審査は、内部の2名のほか、外部の2名による審査を経ているので、厳正なものであるとのコメントがありました。
今日は、博士号を授与されて、教育・研究の場にある3人が、1年過ぎた今、これまでの研究を振り返りながら、後に続く人たちへのメッセージを重点とした発表が中心となる内容でした。
【動機】
3人について、詳しいことは省略しますが、それぞれ、学ぶことへの強い動機をもった方々です。修士課程での2年と博士課程の3年、合わせて5年間を論文作成に投入している。2人については、修士課程と博士課程の間に時間があった。(修士課程は10年目に始まったが、博士課程は4年前に創設されている)
【終わってみて】
特に博士課程の3年間は、「1日1行しか書けない日もあった」ように格闘の日々を送っています。
1年たった今、それまではただ膨大な先行研究に立ち向かう日々だったのが、「この論文はこういう点がおかしいな」ということが見えるようになったという。さまざまな研究グループに1人の研究者として向かう機会が増えて、確実に研究力がアップしているのですね。
【後輩たちへ】
自分にとってのテーマは何か。一つのテーマとある期間向き合うことの重さ。
その問題の本質は何なのか。
自分の弱さとも向き合う日々。
大学院時代の研究生活は孤独だが、同じ立場の同期生たちの存在が励みになってきた。
「学問に王道なし」と、古来言われる通り、自分が苦しんできたことは、諸先輩も乗り越えてきたのだ。このように考えることができて展望が広がる。
*写真は、壇上に大山、座席は田原、山下の各氏。
あれほど赤裸々に、素直に語られたことに驚きも感じました。
こんなに素晴らしい先輩方がいらっしゃるという励みになり、気を引き締めながら聞いていました。お話をして下さったことに感謝しています。
コメントありがとうございます。
3人がそれぞれの個性で
人生と研究を語りましたね。
私は
これまで大学院の教員を4つ
経験していますが
本学の内容は胸を張れるものだと
昨日の発表を聞いて思いました。
博士課程ともなると
ポイントは院生そのものですね。
Bさんも
この諸先輩の隊列に加わるに
ふさわしいおひとりでは?
と思って聞いていました。
私の拙い文章では
昨日の迫力を伝えられないのが
残念です。